セコム、データ保管などに対応する新型ホームセキュリティ

 セコムは7月11日、個人情報管理やエコ対策にも対応する新型ホームセキュリティシステムを開発したと発表した。今年12月より販売を開始する。

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 セコムは7月11日、個人情報管理やエコ対策にも対応する新型ホームセキュリティシステムを開発したと発表した。今年12月より販売を開始する。

 新型ホームセキュリティシステムは、従来の「セコム・ホームセキュリティ」の防犯、火災監視や救急通報などの機能に加え、個人情報を預かる家庭向けサービス「データおあずかりサービス」を搭載。これは、東日本大震災の際に起きた「大事な家族の写真が流された」、「自分がどのような薬を服用していたか分からない」などの事例をふまえて開発されたという。

 健康保険証や運転免許証などの身分証明書や家族写真、服用している薬の情報などを画像データとしてホームセキュリティに登録することで、同社のデータセンターで厳重なセキュリティ管理のもと保管することができるという。

 またセコムのネットワークを利用する機能として、離れて暮らす家族を見守るための「遠隔ライフ監視機能」や、画像データや伝言の受け渡しができる「データ共有機能」も搭載する。

 さらに日常生活で利用する新機能として、eメールと連動する「伝言板機能」や、ホームコントローラーの画面に写真を表示する「フォトフレーム機」機能、屋外に設置した監視カメラの画像を確認する「ホームモニター機能」搭載。また、エネルギー使用状況を自動計測・集計する「エコモニターサービス」にも対応予定となっている。

 その他、セコムのサービスの申込みや同社の通販サイトからの商品購入などをホームコントローラー上から行えるようになるほか、日常生活に役に立つ情報をホームセキュリティの顧客あてに配信するサービスも予定しているという。

《田崎 恭子》

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