パズルやクイズで名画に親しむWeb教材「みんなのチャレンジ美術館」

 一般社団法人 日本美術アカデミーは4月6日、ゲーム感覚で名画に親しめる子ども向けの無料Web教材「あつまれアートキッズ!! みんなのチャレンジ美術館」について発表した。

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 一般社団法人 日本美術アカデミーは4月6日、ゲーム感覚で名画に親しめる子ども向けの無料Web教材「あつまれアートキッズ!! みんなのチャレンジ美術館」について発表した。

 「あつまれアートキッズ!! みんなのチャレンジ美術館」は、小学校3年生~中学生向けの総合美術教材。国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金」の「子どもの体験活動や読書活動を支援・補完する、インターネット等で利用可能なデジタル教材を開発し普及する活動」分野における平成23年度助成事業となっている。

 同教材では、仮想の「みんなのチャレンジ美術館」で、いたずら好きのアート魔女、ナビゲーター役の修瑠(しゅーる)君、現代美術家風の館長さんなど、子どもたちが親しみやすいアニメ風のキャラクターが登場。アニメ声優によるナレーションで美術館内を案内してくれる。

 この美術館には「展示室」「図工室」「ぬりえ美術館」「資料室」等が用意されており、「展示室」では、レオナルド・ダ・ヴィンチ、エル・グレコ、ルーベンス、モネなどヨーロッパの名画をパソコン上で解説を聞きながら鑑賞することができる。「図工室」では、だれでも気軽にトライできる絵画技法を動画で紹介。また、名画のパスルで遊んだり、名画ぬりえにも挑戦できる。名画に親しんだ後は「アートキッズ検定」でクイズにチャレンジ。全問正解すると合格証がもらえるなど、ゲーム感覚で名画に親しめる。

 また、「ぬりえ美術館」では、子どもたちがパコン上で描いた名画ぬりえにコメントを付けて投稿したり、ほかの作品を見たりと、美術を通したコミュニケーションの場として活用できる。「あつまれアートキッズ!! みんなのチャレンジ美術館」はすべて無料で利用可能となっている。

《前田 有香》

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