【全国学力テスト】小学校事業委託先、10年連続でベネッセに決定

 文部科学省は10月5日、平成28年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)のうち、小学6年生を対象とした調査事業の委託先機関に「ベネッセコーポレーション」が決定したことを発表した。契約金額は、23億7,060万円(税込)。

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 文部科学省は10月5日、平成28年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)のうち、小学6年生を対象とした調査事業の委託先機関に「ベネッセコーポレーション」が決定したことを発表した。契約金額は、23億7,060万円(税込)。

 全国学力テストの小学校事業の委託先にベネッセコーポレーションが決まるのは、平成19年度の調査開始(平成23年度は東日本大震災の影響などにより実施は見送り)以来、10年連続となる。

 契約金額は、23億7,060万円。平成27年度の契約金額23億2,740万円と比較すると、4,320万円の増額となった。

 同省によると、委託先機関は総合評価落札方式による一般競争入札により決定した。同社のほか、旺文社と日本標準も応札。技術審査(ヒアリング審査)による総合評価得点で、同社がもっとも高かったという。

 事業内容は、事業の実施および事業の実施にかかわる一連の計画・体制・仕組みの構築、調査資材の設計・作成・梱包・配送・回収・結果提供の実施、採点・集計作業の実施、セキュリティ、事業全体の連携・マネジメントとなる。

 なお、中学校事業の委託先は後日決定、発表される予定。

《奥山直美》

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