箱根駅伝連覇の青山学院、初・中・高で障がい者スポーツ教育実施

 青山学院は箱根駅伝を連覇した大学陸上競技部長距離ブロックをはじめ青山学院全体として、パラリンピック・パラスポーツの普及啓蒙に取り組んでいく。3月5日に同大学キャンパスで行われた箱根駅伝優勝記念セレモニーで、三木義一大学長が宣言した。

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青山学院大学陸上競技部長距離ブロック
青山学院大学陸上競技部長距離ブロック 全 4 枚 拡大写真
青山学院は箱根駅伝を連覇した大学陸上競技部長距離ブロックをはじめ青山学院全体として、パラリンピック・パラスポーツの普及啓蒙に取り組んでいく。3月5日に同大学キャンパスで行われた箱根駅伝優勝記念セレモニーで、三木義一大学長が宣言した。

具体的には盲人マラソン選手の伴走者(ガイドランナー)の育成に取り組み、陸上競技部員が全面協力していく。2020年の東京パラリンピック参加も視野に入れて本格的に取り組む。

「ガイドランナーは特殊な技術の習得が必要であるとともに、高い運動能力が求められるので箱根駅伝の総合優勝を目指す長距離部員たちにはうってつけ」と原晋監督。その注目度から高い情報発信力を持つだけに、障がい者スポーツの存在を広く一般に報じていきたいという。

さらに初等部(小学校)・中等部・高等部でパラスポーツ体験授業を行うなど障がい者スポーツ教育を行う。すてに1月にはアンプティカサッカーの選手模範演技と講演会が中等部で、2月にはパラリンピック代表選手を招いての体験授業が高等部で実施された。4月にもパラリンピック代表選手を招いての体験授業が初等部で行われる予定だ。

箱根駅伝連覇の青山学院、パラリンピックのマラソン伴走者育成

《山口和幸@CycleStyle》

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