SNSとは【ひとことで言うと?教育ICT用語】

SNSとは【ひとことで言うと】「会員制をベースに、ユーザー同士がコミュニケーションするサービス」

教育ICT 先生
SNSとは【ひとことで言うと?教育ICT用語】
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 特集「ひとことで言うと?教育ICT用語」では、教育ジャンル中心の基礎用語から最新キーワードまでのIT用語辞典として、おもに教育関係者向けに用語をやさしく解説していく。記事を読んでいるときに、わからない用語があったときに役立てていただきたい。

◆SNSとは


【読み】エス エヌ エス
【表記】Social Networking Service、ソーシャルネットワーキングサービス、ソーシャル
【分類】インターネット
【ひとことで言うと】
「会員制をベースに、ユーザー同士がコミュニケーションするサービス」
【解説】
 「SNS」は、ユーザー同士がコミュニケーションするネットサービス全般を指す。基本機能としては、「自分のプロフィールの掲載」「日記やつぶやきの掲載」「他ユーザーとのメッセージのやりとり」「目的別グループの作成・交流」などを備えている。具体的には、mixi、Facebook、Twitter、LINEなど。

 ユーザー同士が交流するようすが社会性(ソーシャル)をもつことから、SNSと呼称されるようになった。特に会員制をベースに、ユーザー同士が近況を報告し合うものが「SNS」と呼ばれている。もともとは「友だちの友だちは、誰かの友だち」「友だちの友だちをたどっていくと、6回目で世界中の全員とつながる」という発想が根底にある。

 イラストの公開に特化した「ピクシブ(pixiv)」、動画の公開に特化した「niconico」、キャラクター(アバター)を使って交流する「Ameba」なども、SNSに分類される。また、社内専用のSNS、学校専用のSNSなども構築できる(そのためのサービスが存在する)。TwitterやLINEも広義のSNSだが、“会員制”というベースが薄いため、「ソーシャルメディア」「ソーシャルサービス」と呼んで、SNS(会員制ベースのコミュニティサービス)とは区別することもある。

 SNSは、現実社会とは異なる“別の社会”的側面をもつため、学校側が把握できないコミュニティを児童生徒が構築し、イジメにつながるといった問題点もある。一方で、学校公式SNSを活用し、交流の活発化・連絡網の整備などで成果をあげているケースもある。

【関連用語】ソーシャルメディア、チャット、コミュニティ
【最終更新日】2016年4月18日

《冨岡晶》

冨岡晶

フリーの編集者/ライター/リサーチャー。芸能からセキュリティまで幅広く担当。

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