edXとは【ひとことで言うと?教育ICT用語】

 edXとは【ひとことで言うと】「『MOOC』(ネットで無料受講できる大規模講義)を提供するサービスの1つ」

教育ICT 先生
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 特集「ひとことで言うと?教育ICT用語」では、教育ジャンル中心の基礎用語から最新キーワードまでのIT用語辞典として、おもに教育関係者向けに用語をやさしく解説していく。記事を読んでいるときに、わからない用語があったときに役立てていただきたい。

◆edXとは


【読み】エデックス
【表記】
【分類】ソフトウェア/インターネット
【ひとことで言うと】
「『MOOC』(ネットで無料受講できる大規模講義)を提供するサービスの1つ」
【解説】
 「edX」は、“Quality education for everyone, everywhere”(高品質な教育を、誰にでもどこででも)を掲げ、「MOOC」(ネットで無料受講できる大規模講義)を提供しているサービスの1つだ。2012年に、マサチューセッツ工科大学とハーバード大学が提供を開始した。

 誰もが大規模抗議を無料で受講できる場として、さまざまなカリキュラムを提供している。両大学のほか、ボストン大学、カリフォルニア大学バークレー校、オーストラリア国立大学など、40校超が現在edXに参加中。日本からは、東京大学、京都大学が参加している。

 無料のアカウント登録を行えば、誰でもすぐに授業を受講できる。ジャンルは建築、アートから、薬学、音楽、社会学まで幅広い。2016年4月時点で、900超の講義がラインアップされている。スマートフォンアプリも提供されており、通勤・通学の合間の受講も可能だ。

【関連用語】MOOC、gacco
【最終更新日】2016年4月29日

《冨岡晶》

冨岡晶

フリーの編集者/ライター/リサーチャー。芸能からセキュリティまで幅広く担当。

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