教育スクウェア×ICTとは【ひとことで言うと?教育ICT用語】

 教育スクウェア×ICTとは【ひとことで言うと】「NTTグループが展開する、“教育の情報化”に関する試み」

教育ICT 先生
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 特集「ひとことで言うと?教育ICT用語」では、教育ジャンル中心の基礎用語から最新キーワードまでのIT用語辞典として、おもに教育関係者向けに用語をやさしく解説していく。記事を読んでいるときに、わからない用語があったときに役立てていただきたい。

◆教育スクウェア×ICTとは


【読み】きょういくスクウェア バイ アイ シー ティー
【表記】教育スクウェアby Information and Communication Technology
【分類】インターネット
【ひとことで言うと】
「NTTグループが展開する、“教育の情報化”に関する試み」
【解説】
 「教育スクウェア×ICT」は、NTTグループを中心とした複数企業・自治体が、官民一体で展開する、“ICTの利活用による「教育の情報化」を目指す試み”だ。

 電子連絡網、デジタル教材ライブラリー、LMS、校務支援システムなどの教育クラウドにより、家庭と学校をつなぎ、“学ぶ環境”“教える環境”の構築をサポートするとして、2011年度より3年間限定のトライアルプロジェクトとしてスタートした。

 トライアルでは、全国5自治体の公立小(9校)・中学校(3校)で、小学校5年生の算数/理科/社会、中学生の英語の授業において、ICTを活用した授業を実践。児童生徒にとって「安心・安全な環境で、楽しみながら学びを深めることができる」「自分の個性や学習スタイルにあった学びができる」、先生にとって「簡単に使える」「自分でデジタル教材を作成できる」「ICTの活用で生まれた時間をより多く児童生徒の学びに振り向けることができる」「生徒一人1人の個性や能力に応じた指導ができる」といった取り組みを行った。

 トライアルは2014年3月にいったん終了したが、以降も、その成果の公開およびノウハウの普及のため、サイトがNTTラーニングシステムズにより運営されており、ICT教育の事例、デジタル教材リンク集、TIPSなどが多数紹介されている。

【関連用語】教育ICT
【最終更新日】2016年5月5日

《冨岡晶》

冨岡晶

フリーの編集者/ライター/リサーチャー。芸能からセキュリティまで幅広く担当。

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