「運動会のお弁当」に意外な地域差…新定番に麺類が登場

 運動会のお弁当の定番といえば、「おにぎり」「サンドイッチ」「から揚げ」などだが、昨今は「おにぎらず」や「そうめん」が新定番となりつつあることが5月20日、クックパッドによる調査結果からわかった。東日本では、「カツサンド」や「焼きそば」も多いという。

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運動会(画像はイメージ)
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 運動会のお弁当の定番といえば、「おにぎり」「サンドイッチ」「から揚げ」などだが、昨今は「おにぎらず」や「そうめん」が新定番となりつつあることが5月20日、クックパッドによる調査結果からわかった。東日本では、「カツサンド」や「焼きそば」も多いという。

 調査は、月間6,000万人(2016年3月実績)が利用するという料理レシピサービスサイト「クックパッド」に集まるデータから運動会のトレンドを分析したもの。

 クックパッドによると、運動会の検索は「5月」「9月」「10月」が多く、経年で比較すると5月の検索が増加傾向にある。2011年以降のデータから、運動会と組み合わせて検索されたキーワードをみると、「おにぎり」「サンドイッチ」「煮物」「から揚げ」などが上位にランクイン。人数調整が容易で、外で食べやすく、子どもにも大人にも人気のメニューが定番化している。

 「おにぎらず」や「そうめん」が初めてランクインしたのは2015年。「おにぎらず」は、2015年に大ヒットした握らないおにぎりのこと。「そうめん」は、暑くても食べやすい、消化が良い、大人数でも用意が簡単、などの点が支持の背景として考えられるという。

 運動会に持って行く料理は、地域よって違いがあり、ゲン担ぎにもなる「かつサンド」は関東文化圏とされる地域で検索が多めの傾向。「焼きそば」の検索も東~北日本に特徴的に多く、お弁当にめん類を入れること自体が東~北日本の文化である可能性があるという。

《奥山直美》

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