千代田区、高3までのインフルエンザ予防接種を無料化

 千代田区は9月14日、区内に住む高校3年生までのインフルエンザ予防接種費用を無料化すると発表した。助成期間は10月1日から平成29年1月31日まで。高校生までの無料化は東京23区で初めてだという。

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 千代田区は9月14日、区内に住む高校3年生までのインフルエンザ予防接種費用を無料化すると発表した。助成期間は10月1日から平成29年1月31日まで。高校生までの無料化は東京23区で初めてだという。

 千代田区は、子どものインフルエンザ予防接種助成を2010年度より実施しており、2015年度までは0歳~中学3年生を対象にその費用の一部(1回あたり2,160円)を助成していた。

 保護者の経済的負担の軽減を図るため、10月1日より子どものインフルエンザ予防接種費用を「一部助成」から「全額助成」とし、その対象年齢を「中学生以下」から「高校3年生相当」までに拡大する。

 これにより、千代田区内に住む0歳から18歳(高校3年生相当)の子どもが希望した場合、区内指定医療機関の窓口に区が発行する「子ども医療証」または「高校生等医療証」を提示すれば、指定医療機関にて無料でインフルエンザ予防接種を受けられる。助成回数は、生後6か月から12歳が2回、13歳から18歳が1回。

 無料化の対象となるのは、生後6か月から18歳の区民約8,900人。このうち、高校生までの拡大により新たに約1,200人が助成対象となる。

《工藤めぐみ》

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