ICT地域活性化大賞2016、教育課題ほか解決事例を募集…12/15まで

 総務省は11月16日、ICT地域活性化大賞2016の事例募集を開始した。地方が抱える人口減少、少子高齢化、教育問題などを解決する、ICT(情報通信技術)を利用した優れた取組みを表彰する。応募は12月15日まで。

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 総務省は11月16日、ICT地域活性化大賞2016の事例募集を開始した。地方が抱える課題を解決する、ICT(情報通信技術)を利用した優れた取組みを表彰する。応募は12月15日まで。

 地方は現在、人口減少、少子高齢化、地域経済の衰退、医師不足、災害対応など、さまざまな課題を抱えている。総務省は、それらの課題をICTを用いて解決する取組みを平成26年度まで「地域情報化大賞」として表彰していたが、今年度からは「ICT地域活性化大賞」として審査、表彰する。

 募集対象は地方公共団体、NPO、地域団体、民間企業などによる先進的な事例。地域の自律的な創意・工夫に基づき、ICTを活用して教育、医療・健康、防災、農林水産業、商業、観光、IoT基盤などの分野が抱える課題に対する事例を募集する。

 作品応募は12月15日まで。審査により特に優秀と認められる応募事例は、大賞、優秀賞、奨励賞として表彰する。作品は、総務省Webサイトで公開されている応募様式に必要事項を記入のうえ、参考となる関係資料とともにメールまたは郵送で提出すること。

◆ICT地域活性化大賞2016
募集期間:2016年11月15日(火)~12月15日(木)
募集対象:地方公共団体、NPO、地域団体、民間企業などが、地域の自律的な創意・工夫に基づいて、ICT(IoT、ビッグデータ、AIなどを含む)を利活用し、地域課題の解決に取り組み、地域の活性化に資する先進的な事例
応募方法:総務省Webサイトで公開されている「応募要領」をダウンロードのうえ、参考となる関係資料とともにメールまたは郵送で「ICT地域活性化大賞2016」受付事務局宛に提出する

《佐藤亜希》

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