【冬休み】がんこおやじ「夢さん」が帰ってきた…大阪市淀川区睡眠改善の取組み

 子どもたちの睡眠を守るため、大阪市淀川区の「がんこおやじ 夢さん」が帰ってきた。生活習慣が乱れがちな夏休みに続き、12月23日から冬休みの“LINE夜回り”が始まっている。

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大阪市 淀川区 「がんこおやじ 夢さん」オフィシャルページ
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 子どもたちの睡眠を守るため、大阪市淀川区の「がんこおやじ 夢さん」が帰ってきた。生活習慣が乱れがちな夏休みに続き、12月23日から冬休みの“LINE夜回り”が始まっている。大阪市淀川区が推進する「ヨドネル~睡眠習慣改善の取組~」を紹介しよう。

 「ヨドネル(子どもの睡眠習慣改善支援事業)」は、大阪市淀川区が区内の小中学校と連携し、子どもたちの睡眠習慣の改善を推める運動。各学校の小中学生に対する取組みを支援するため、大阪市立大学に委託して睡眠習慣に関する大規模調査を行い、そのデータを各校にフィードバックする。取組みを強化するため、これまでは講演会や大阪市立大学健康科学イノベーションセンターとの連携のほか、2016年夏にはオリジナルキャラクター「がんこおやじ 夢さん」を誕生させ、LINEアカウントを通じて子どもたちへ睡眠啓発および夜間におけるスマートフォンなどの利用を切り上げるよう呼びかけるメッセージを送信してきた。

 冬休みにおける夢さんの“夜回りパトロール”は2016年12月23日から開始されており、2017年1月9日まで続く予定。毎晩9時になると、LINEのトーク上に夢さんからのイラスト付メッセージが届く。メッセージを希望する場合は、LINEアカウント「大阪市淀川区役所(ID:@uep6405s※@は半角)」を「友だち登録」すること。12月24日には、サンタクロースに扮し子どもたちに早寝を呼びかける夢さんが見られた。

 大阪市淀川区Webサイト内に設置された「がんこおやじ 夢さん」オフィシャルページには、「ワイは夢さんや。淀川のがんこおやじや。みんなの睡眠、ワイが見守るで!」と意気込む夢さんの姿が。夏休みは3,000人のアカウント登録があったという実績から、冬休みの活躍にも期待がかかる。

《佐藤亜希》

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