教員就職者数、最多は「愛知教育大学」459人

 文部科学省は1月31日、平成28年3月に国立の教員養成大学・学部の教員養成課程を卒業した者の就職状況を発表した。教員就職率は鳴門教育大学が88.8%ともっとも高く、教員就職者数は愛知教育大学が459人ともっとも多かった。

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国立の教員養成大学・学部(教員養成課程)卒業者の教員就職状況
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 文部科学省は1月31日、平成28年3月に国立の教員養成大学・学部の教員養成課程を卒業した者の就職状況を発表した。教員就職率は鳴門教育大学が88.8%ともっとも高く、教員就職者数は愛知教育大学が459人ともっとも多かった。

 国立の教員養成大学・学部の就職状況の調査は、国立の教員養成大学・学部(教員養成課程)の44大学・学部を対象に、平成28年3月卒業者の平成28年9月30日現在の教員就職状況を調べたもの。

 国立の教員養成大学・学部(教員養成課程)の平成28年3月卒業者1万888人のうち、教員就職者は6,412人。このうち正規採用は4,166人、臨時任用は2,246人であった。卒業者から進学者(1,223人)と保育士(153人)を除いた教員就職率は67.4%と前年と比べて1.3ポイント減少した。

 教員就職率がもっとも高い大学は「鳴門教育大学」88.8%、ついで「大分大学」87.8%、「兵庫教育大学」87.2%、「滋賀大学」82.1%、「上越教育大学」80.0%。

 教員就職者がもっとも多い大学は「愛知教育大学」459人、ついで「東京学芸大学」444人、「北海道教育大学」416人、「大阪教育大学」362人、「福岡教育大学」293人となった。

《工藤めぐみ》

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