「次期学習要領改訂案」3/15まで意見募集…理数教育や部活、プログラミングほか

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次期学習指導要領に対するパブリックコメント(パブコメ)を実施
次期学習指導要領に対するパブリックコメント(パブコメ)を実施 全 2 枚 拡大写真
 文部科学省は2月14日、学校教育法施行規則の一部を改正する省令案、ならびに幼稚園教育要領案、小中学校における次期学習指導要領案を公開した。3月15日まで、改訂案などに対するパブリックコメント(パブコメ)を実施している。

 電子政府の総合窓口「e-Gov(イーガブ)」には、改訂案や改訂のポイントなどの資料が掲載されている。今回の改訂では、子どもたちに求められる資質・能力は何かを、社会と共有し、連携する「社会に開かれた教育課程」を重視。先行する特別教科化など道徳教育の充実や体験活動の重視、体育・健康に関する指導の充実により、豊かな心と健やかな体を育成する。

 教育内容のおもな改善事項では、言語能力の確実な育成、理数教育の充実、伝統や文化に関する教育の充実などがある。そのほか、主権者教育、消費者教育、防災・安全教育などの充実などがあげられている。プログラミング教育を含む情報活用能力に関しては、小学校での算数、理科、総合的な学習の時間などを通して、コンピューターでの文字入力などの習得、プログラミング的思考の育成を行う。

 小等中等教育の一貫した学びの充実では、小学校入学当初における生活科を中心とした「スタートカリキュラム」を提示。幼児期に遊びを通して育まれてきたことが、各教科などにおける学習に円滑に接続されるよう、合科的・関連的な指導や弾力的な時間割の設定など、指導の工夫、指導計画の作成を行うこととした。幼小、小中、中高といった学校段階間の円滑な接続や教科など横断的な学習を重視する。

 また、中学校での部活動については、教育課程外の学校教育の一環として教育課程との関連が図られるよう留意することが明記されている。地域の人の協力、社会教育団体などとの連携といった工夫を行い、持続可能な運営体制が整えられるようにすることが盛り込まれた。

 改訂案などに対する意見提出は、電子メール、郵送、FAX、電子政府の総合窓口「e-Gov」の登録フォームから行う。

《黄金崎綾乃》

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