立川市立小学校7校で食中毒の疑い、4校が休校

 立川市立小学校7校で2月17日の給食時間以降、児童と教職員の計943人に嘔吐や腹痛などの症状が現れた。学校給食共同調理場からの給食が原因の食中毒である疑いが生じている。第九小学校など4校は、2月20日を休校とする。

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 立川市立小学校7校で2月17日の給食時間以降、児童と教職員の計943人に嘔吐や腹痛などの症状が現れた。学校給食共同調理場からの給食が原因の食中毒である疑いが生じている。第九小学校など4校は、2月20日を休校とする。

 立川市教育委員会によると、第九小学校と第十小学校、けやき台小学校、南砂小学校、若葉小学校、松中小学校、新生小学校の7校で給食が原因の食中毒である疑いが発生。2月19日午後4時30分現在、児童874人と教職員69人の計943人に嘔吐や腹痛などの症状が現れている(回復傾向にある児童の数も含む)。原因を特定するために、多摩立川保健所で検査をしており、検査結果判明まで5日間程度の日数がかかるという。

 児童の安全を第一に考え、緊急措置として2月20日から24日の5日間、学校給食共同調理場から提供している13校分(第八小学校、第九小学校、第十小学校、けやき台小学校、西砂小学校、南砂小学校、若葉小学校、幸小学校、松中小学校、大山小学校、柏小学校、上砂川小学校、新生小学校)の給食を停止する。この13校については、学校を通じて保護者にお弁当を持参するよう依頼している。

 教員の体制が整わないことや、児童数の欠席が多く見込まれるため、第九小学校、けやき台小学校、南砂小学校、新生小学校の4校は、2月20日を休校とする。

《工藤めぐみ》

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