同志社大とダイキン工業、研究・教育に関する協定締結

 ダイキン工業と同志社大学は2月21日、研究・教育に関する連携大学院協定を締結したと発表した。空調機の省エネ「インバータ技術」の共同研究や、ダイキン工業の技術者が大学教授として大学院生の指導や論文審査を行う。

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 ダイキン工業と同志社大学は2月21日、研究・教育に関する連携大学院協定を締結したと発表した。空調機の省エネ「インバータ技術」の共同研究や、ダイキン工業の技術者が大学教授として大学院生の指導や論文審査を行う。

 連携大学院協定とは、企業などの研究者が連携協定締結大学院の客員教授に就任し、最先端の研究を通して、大学院生を学位取得まで指導するもの。企業と大学との「協創」により、技術革新や技術者育成教育プログラムの開発を目指す。

 技術革新への取組みとして、空調機の省エネ「インバータ技術」の共同研究を行う。同志社大学とダイキン工業の技術を組み合わせて、全世界のどのような環境でも省エネで電磁ノイズの少ない、革新的なインバータ回路技術を開発する。

 技術者育成の取組みとしては、ダイキン工業の技術者が同支社大学の教授として、大学院生の指導や論文審査を行う。

 今後は、技術分野での連携だけでなく、身体・生命、先端技術、情報などの多様な知恵を合わせて協創活動に取り組むことで、新しい社会的価値を生む製品やサービスを創出していくとしている。

《工藤めぐみ》

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