札幌市、チエルの学校向けアプライアンスサーバーを導入
チエルは、学校向けアプライアンスサーバー「eNetStar(イーネットスター)」をバージョンアップし、要望の多かった「コンパクト型」をラインアップに追加した。札幌市内の小中学校100校に、プロキシサーバーとして導入されている。価格はオープン。
教育ICT
先生
eNetStarは、サーバーにWebフィルタリングソフトやウイルス対策機能などを必須オプションとしてラインアップした、セキュリティアプライアンスサーバー。学校からのWebアクセスを、Proxyサービスでネットワーク負荷を軽減することで、高速なインターネット接続を実現するほか、セキュリティ対策として採用されている。
バージョンアップでは、「コンパクト型」を標準モデルとしてラインアップ。新オプションとなる「連絡メールオプション」は、防犯対策や行事に関する連絡などのメール連絡網として活用できる。なお、利用の際には、メールを外部配信できる環境が必要となる。「集中管理サーバー」は、各学校に設置されたeNetStarを教育委員会などセンター側での一括管理・設定変更ができる。
新筐体のeNetStarは、札幌市内の小中学校の約3分の1にあたる100校に導入されている。各学校のゲートウェイにeNetStarを配備し、センターにある上位Proxyサーバーと多段でインターネット環境を構築することで、各学校のインターネット接続の高速化とWebサーバー個別への例外アクセス設定や、Webアクセスを禁止させるなどセキュリティの向上を実現する。
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