小学校の卒業式謝恩会、開催校は46%で減少傾向…準備が大変

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 卒業式のあとに謝恩会を開いている小学校は46%と、半数以下であることが3月16日、ベネッセ教育情報サイトの調査結果からわかった。準備の大変さなどから、謝恩会を開催する小学校は減りつつある一方、参加者の満足度は高い傾向にもあるという。

 調査は、ベネッセ教育情報サイトが2016年12月12日~26日、中学生・高校生の子どもがいる保護者を対象に「Yahoo!クラウドソーシング」のWebアンケートで実施。1,137人から回答を得た。

 謝恩会とは、小学校生活を振り返り、保護者が学校や先生に感謝の気持ちを伝える会。調査結果によると、小学校で謝恩会が「開催された」は46%、「開催されなかった」は54%。開催しない学校が半数を超えた。ベネッセ教育情報サイトによると、謝恩会は「準備が大変」などの理由から減少傾向にあるようだ。

 自由参加としている学校が多く、「開催された」と回答した人に対し、参加の有無をたずねた結果では、「参加した」が58%、「参加しなかった」が42%であった。一方、参加者の満足度は高く、アンケート回答には「中学校だとこんなに親同士が集まる機会もないので、最後の思い出として積極的に参加することをおすすめします」「多くの方々と最後にお話することができる場所なので楽しんでほしい」などの声が寄せられたという。

 謝恩会の主催者は、「PTA」が圧倒的に多く、開催スタイルは「食事メーン」44%、「出し物やゲームなど余興が多い」24%、「先生のあいさつ、保護者代表の謝辞などスピーチが中心」14%、「お茶会」9%、「お酒が提供される飲み会」7%の順に多かった。参加費は、「5,000円以下」が半数以上を占めた。

 参加した保護者の服装は、「スーツ」(31%)や「卒業式と同じ服」(26%)などフォーマルウェアが多かったが、カラオケや居酒屋などで開催された場合は「普段着」(26%)が多く、開催場所に関係していた。

 これから謝恩会を企画する人に向けたアドバイスでは、派手な演出や出費、豪華な食事などより、シンプルに心を込めて先生に感謝を伝える場を勧める声が多かったという。

《奥山直美》

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