【高校受験2019】大阪府公立高入試、選抜実施要項を公表

 大阪府教育委員会は2018年10月15日、平成31年度(2019年度)大阪府公立高等学校入学者選抜実施要項を公表した。一般入学者選抜は、全日制(単位制などを含む)140校で実施。特別入学者選は、2019年4月に開校する大阪市立水都国際高校など19校で実施される。

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大阪府公立高等学校入学者選抜
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 大阪府教育委員会は2018年10月15日、平成31年度(2019年度)大阪府公立高等学校入学者選抜実施要項を公表した。一般入学者選抜は、全日制(単位制などを含む)140校で実施。特別入学者選は、2019年4月に開校する大阪市立水都国際高校など19校で実施される。

 選抜実施要項には、応募資格や英語資格(外部検定)の活用、受験上の配慮など全般的な事項とともに、一般入学者選抜、特別入学者選抜、海外から帰国した生徒の入学者選抜、日本語指導が必要な帰国生徒・外国人生徒入学者選抜、2次入学者選抜、秋季入学者選抜など、各選抜の内容について記載。そのほか、各校の学力検査問題の種類、学力検査の成績および調査書の評定にかける倍率タイプの一覧を確認できる。

 たとえば、北野(文理)の一般入学者選抜では、学力検査問題の国語、数学、英語のいずれも「発展的問題」を出題。倍率は、学力検査の成績にかける倍率が1.4倍、調査書の評定にかける倍率が0.6倍となる。市立水都国際(グローバル探究科)の特別入学者選抜では、学力検査問題の国語、数学、英語のいずれも「標準的問題」を出題。倍率は、学力検査の成績にかける倍率が1.4倍、調査書の評定にかける倍率が0.6倍となる。なお、実技検査として「英文の音読」および「英語による口頭試問」を実施。特別入学者選抜で実技検査を行う場合、学力検査の成績と調査書の評定に定められた倍率をかけた点数に、実技検査の成績を加えて総合点とする。

 平成31年度(2019年度)大阪府公立高等学校入学者選抜の入試日程について、一般入学者選抜(全日制の課程/多部制単位III部(クリエイティブスクール)/定時制の課程)は2019年3月1日、4日、5日に出願を受け付け、3月11日に学力検査などを実施する。合格者の発表を3月19日。

 特別入学者選抜は、全日制の課程のうち工業に関する学科、グローバル探究科、美術科、体育に関する学科、芸能文化科、演劇科、総合造形科は2019年2月13日、14日に出願を受け付け、2月19日に学力検査、2月20日に実技検査を実施する。音楽科は日程が異なり、2019年2月5日、6日に出願を受け付け、2月17日に視唱と専攻実技、2月19日に学力検査と聴音を実施する。総合学科(エンパワメントスクール)は2019年2月13日、14日に出願を受け付け、学力検査を2月19日、面接を2月20日に実施する。特別入学者選抜の合格者発表は2月27日。

 そのほか、2019年度選抜の情報として、2018年7月5日に各校のアドミッションポリシー(求める生徒像)など、9月14日に入学者選抜における実技検査の内容が公表されている。

《黄金崎綾乃》

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