1人で通学する小学生は64.2%…親の8割以上が子どもの居場所を知りたい

 ソースネクストは、小学生、または今春新1年生になる子どもをもつ母親を対象に、子どもの防犯に対する意識調査を実施し、2019年3月28日にその結果を発表した。

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通学にかかる時間と手段
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 ソースネクストは、小学生、新1年生の子どもをもつ母親を対象に、子どもの防犯に対する意識調査を実施し、2019年3月28日に結果を発表した。1人で通学する児童は64.2%、外出中の子どもの居場所を知りたい母親は85.6%だった。

 調査は2019年3月21日に、小学生の子ども、または今春小学生になる子どものいる30代・40代の母親に対して実施。有効回答数は400件。

 通学にかかる時間と手段についての設問では、1人で通学する小学生は全体の64.2%を占め、通学手段は徒歩が最多の91.8%だった。通学にかかる時間は、15分以内が64.2%、ついで30分以内が29.7%、1時間以内が5.8%。

 通学以外の時間に小学生が遊びや習い事などで1人で出歩く頻度については、「頻繁にある」(24.3%)、「たまにある」(32.5%)で半数以上が1人で出歩くことがあることが分かった。また、小学生が1人で外出することで母親が心配なことは、「事故や怪我の不安がある」が最多で、続いて「犯罪に巻き込まれる不安がある」「誘拐の不安がある」といった声があがった。

 子どもの居場所を知りたいと思ったことがあるかについては、「ある」(47.8%)「たまにある」(37.8%)で、8割以上の母親が「ある」と回答。しかし、子どもの居場所がわかるサービスについての認知・使用状況については、「知っているし、使っている」と回答した母親は17.5%という結果となった。

◆「子どもの防犯に対する意識調査」概要
調査実施日:2019年3月21日(木)
調査対象:30代、40代の小学生の子ども、または今春小学生になる子どもをもつ
母親
調査方法:Webアンケート方式
有効回答数:400件

《鶴田雅美》

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