「ベネッセの英語教室 BE studio」で身に付く、確かな英語力と自信

 保護者の満足度で評価するイード・アワード2020「⼦ども英語教室」⼩学⽣の部において「ベネッセの英語教室 BE studio」が最優秀賞を受賞。ベネッセビースタジオの中山真理子氏に、教室の特徴や英語教育にかける想いを聞いた。

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イード・アワード2020「⼦ども英語教室」⼩学⽣の部において最優秀賞を受賞したベネッセの英語教室「BE studio」
イード・アワード2020「⼦ども英語教室」⼩学⽣の部において最優秀賞を受賞したベネッセの英語教室「BE studio」 全 6 枚 拡大写真
 保護者の満足度で評価するイード・アワード2020「⼦ども英語教室」⼩学⽣の部において「ベネッセの英語教室 BE studio(以下、ビースタジオ)」が最優秀賞を受賞した。

 ビースタジオは2018年4月に「Benesseこども英語教室」と「こども英会話のミネルヴァ」が事業統合し誕生。直後の「イード・アワード2019 子ども英語教室」でも未就学児の部において最優秀賞と、部門賞「先生がよい英語教室」を受賞している。

 そこで、ベネッセビースタジオ 第三教室事業部・部長の中山真理子氏に、教室の特徴や英語教育にかける想いを聞いた。

子ども自身が達成感を得られる工夫を



--イード・アワード2020「⼦ども英語教室」⼩学⽣の部では、最優秀賞に加えて「子どもが好きな英語教室」「先生がよい」「教材がよい英語教室」「コスパがよい」それぞれの部門賞にも輝きました。受賞の感想を教えてください。

 大変うれしいニュースをいただき、ありがとうございました。このたびの受賞を各教室の講師にも伝え、皆で喜ばしく共有いたしました。私どもは、お子さま自身が楽しく通っているかということ、預けていただいている保護者の方に高い満足度や成果を感じてもらえることをいちばんに考え、教室を運営しています。その部分を評価していただけたのは大変嬉しく思っております。

--ビースタジオの特徴やこの教室にかける想いを教えてください。

 ご存知のとおり、ビースタジオはベネッセグループの英語教室なので、特に教材やカリキュラムづくりには自信をもっています。まずはお子さまに喜んで使ってもらえる教材であること、そして力がつく教材であることを目指しています。

 今回「小学生部門」で賞をいただきましたが、小学生になると、親に見守られながらの幼児レッスンから、徐々に自分のペースでレッスンに取り組むようになり、より主体的に英語を学ぶようになってきます。レッスンで使用する教材においても「自分が達成したこと」が自分の目に見えるような工夫を盛り込んでいます。

--具体的にどのような工夫でしょうか。

 低学年のうちは、たとえば宿題をやるたびに、ごほうびのステッカーを貼るといったことから始めます。それもただ貼るだけではなくて、全部揃えるとストーリー仕立ての絵柄があらわれる等、続けるモチベーションになる仕掛けを随所に取り入れています。

 高学年になると、客観的に自分を見て自分の成果を実感できるように、メタ認知的な導きを大切にしています。まずレッスンの冒頭に「今日学ぶこと」やキーワードを確認し、最後にはレッスンを通じて「これとこれがわかるようになった」と自分で振り返る時間を設けています。学ぶ目的や成果を、自分で実感できるからこそ「もっと学びたい」という次への意欲に繋がります。
※ご紹介した工夫は一例であり、プログラムにより異なる場合があります。

ベネッセグループだからこその工夫が満載のレッスン教材ベネッセグループだからこその工夫が満載のレッスン教材

コロナ対策から生まれた映像レッスン



--2020年度は新型コロナの影響もあり、教室運営も難しい1年だったと思います。貴社で実施された感染防⽌対策や対応を教えてください。

 私どもの直営教室には、2つのタイプの教室があります。ひとつは、大型のショッピングセンター等に併設している「プラザ校」、もうひとつは、より地域密着型でおもに日本人の先生が担当する「ホーム校」です。ご家庭のニーズやライフスタイルによって通う教室を選べるようになっています。

 どちらの教室も、消毒、検温、換気といった一般的な感染防止対策に加え、学校における休校措置や再開する際のガイドライン等を参考にして、生徒と講師の間隔や生徒同士の距離感などを細かく確認する等、学びの場所としての対策を徹底しています。発音や会話を重視する英語という教科の特徴上、飛沫防止には徹底して取り組み、講師はマスクに加えてフェイスシールドも装着するようにしています。

--マスクをしていると、先生の口の動きを見ることができず、発音の指導も難しかったのではないでしょうか。

 おっしゃるとおり、口元を見せての発音指導は英語学習において非常に大切なことです。でも、今はやはりコロナの安全対策を最優先に考えています。

 コロナ禍に、どうすればより良いレッスンを提供できるかを社内で模索し、新しく映像レッスンを提供することに行き着きました。映像レッスンでは、講師の口の動きや、正しい発音のレクチャーを、動画で繰り返し視聴することができ、マスクで発音指導がしづらいといったデメリットも解決できるような内容になっています。

 映像レッスンは、当初は対面レッスンを休講している間の、あくまでも補完的な位置付けとして考えていました。しかし保護者の方の話を伺うと、対面レッスンを再開した後も映像を見続けていただいているご家庭がたくさんあったんです。対面のレッスンの前や後にも映像をチェックすることで、学習効果が非常に高まるということもわかりました。そのような経緯から、通常の教室が再開している現在も、すべての受講者に向けた標準サービスとして映像レッスンを提供し続けています。

インタビューに応じてくれたベネッセビースタジオ 第三教室事業部・部長の中山真理子氏マスクで口の動きが見えないコロナ禍での施策について話す、ベネッセビースタジオの中山真理子氏

--映像レッスンの、具体的な反響はいかがでしょうか。

 はじめのうちは、特に小さなお子さまの場合「パソコンの前になかなか座っていられない/集中できない」という声もありました。そこで映像教材の制作担当と意見を出し合い、子供が最後まで見たいと思えるような仕掛けを入れる等の工夫を重ねました。飽きさせないようにクイズを入れたり、最後まで見ることでひとつのアルファベットの単語が完成するといった仕掛けを入れたり。「こどもちゃれんじ」をはじめとする、ベネッセの教材作りへのノウハウがあったからこそできたと自負しています。

英語は“学び続ける”ことが大事



--コロナ対応のなかで、子供たちや保護者の方の声を拾いながら、新たなレッスンスタイルを生み出したのですね。

 昨年度の緊急事態宣言発令の際には、プラザ校、ホーム校ともに、子供たちの身の安全を守るべく休講措置を取りました。宣言が延長となり、レッスン再開の目処が立たない中「安全を守るだけでなく、学び続ける機会を提供することも大切」という全社的な合意に至りました。なんとかそこを両立する術がないかを考え試行錯誤し、休講措置開始後、1か月弱でオンラインレッスンをスタートさせることができました。

--習慣化した学びを途絶えさせないための工夫ですね。特に英語は、語学習得ならではの継続の大切さもあるように思います。

 やはり積み重ねは語学の学びの重点ポイントです。裏を返すと、たった1回のレッスンでは、「5」だったレベルが「8」に上がるというような、明らかな成果は見えづらいのです。ですが、そのぶん毎回のレッスンを積み重ねていくことで、1年、5年経って振り返ると「こんなに力がついていたのか」と実感できます。そういう積み重ねの大切さからも、学びを止めないことが必要だと感じています。学ぶペースを崩さないことが、英語力のレベルアップには不可欠という思いが、オンラインレッスンの実施につながりました。

2、3年後の学びに自信がつく



--2020年4⽉から新しい学習指導要領が実施され、⼩学校⾼学年での英語の教科化、中学年から英語活動が導⼊されています。通われている、あるいは新規⼊会するお⼦さまや保護者の意識の変容は感じていますか。

 去年に限らず2~3年前から小学生の保護者の方からの問合せは増えていた印象があります。低年齢のうちから英語に触れることが大事という世間のトレンドと相まって、ベビークラスや幼児クラスなど、未就学児期から英語学習をスタートさせようとお考えになるご家庭も増えています。

--学校でも英語を習うようになったことで、通われているお子さま自身の変化はありましたか。

 「英語の授業でこんなことをやったよ」といった授業のようすを聞くことはよくあります。ただ、英語が必修、教科化したとはいえ、コロナの影響もあり、学校の勉強だけで英語の力がついたと実感しているお子さまはまだ少ない印象です。

 一方で、教室に通っているお子さまからは「学校の授業はよくわかった」「知っている内容だったから答えられた」という声をいただくことは多いですね。

 ビースタジオで英語に触れていることで、学校の授業でも物怖じせず、英語を話すことができ、それゆえネイティブの先生のアシスタントに指名されたり、いちばん最初に指名されたりと、クラスの英語の授業全体を引っ張っていく存在として活躍している子もいるようです。何より、自信をもって授業に臨めるというのが大きいでしょうね。

--「英語が得意/英語ができる」という自信は、さらなる学ぶ意欲に繋がりますね。

 そうですね。ビースタジオのレッスンでは、学校での英語教育の内容を先回りして学ぶことができるようカリキュラムを作っています。私どもの強みのひとつとして、ベネッセ教育総合研究所と連携しながら、最新の教育動向や情報を各教室の講師と共有しています。具体的には、新しく学習指導要領に示された指導カリキュラムを勉強する機会を設けたり、学校の学びの進度と照らし合わせたりしています。

 入会を検討している保護者の方や体験レッスンに来られる方には、そういった強みをお伝えしながら、自信をもって学校の授業にも取り組むことができるという点をお伝えしています。


ふたつの「BE」を実現するために



--今後の⼩学⽣の英語教室、英語学習のあり⽅について、御社のご意⾒をお聞かせください。

 10年ほど前は、英語は一部のご家庭の習い事のイメージでした。それが今や小学校でも必修教科として習うようになり、すべてのお子さまが中学入学前に英語に触れるようになりました。その中での英語教室の役割というのは、ひとりでも多くのお子さまが「楽しく」英語を学べるようなきっかけを提供することだと思います。そのため、私どもは通いやすい環境づくり、そして新規教室の立ち上げにも力を入れています。

 私どもの社名にもなっている「BE studio」の掲げる「BE」には、ふたつの意味が込められています。ひとつは「BE YOURSELF」という、「ありのままの個性を受け入れ、ひとりひとりの良いところ、内にある意欲を引き出す環境を提供する」というもの。もうひとつは「WANT TO BE」として「未来を切り開く機会を提供する」というもの。

 英語は言語であり、自分の内面を表現するためのツールです。そのツールを最大限使いこなすためには、今いる場所が自分自身を受け入れてくれる、自分にとって安全な場所であるという前提が必要だと考えています。まずは、ビースタジオの教室は「自分を受け入れてくれる場所」「間違えても大丈夫な場所」であるという安心を子どもに感じてもらいたい。ビースタジオの教室を自分の居場所として感じてもらえるように、子供たち、講師、保護者を含めた三角の信頼関係をより築いていきたいと思っています。

 子供たちには、いずれは英語を強みに海外に羽ばたいてほしい、国籍や言葉の違いにとらわれずに音楽やスポーツ等の自分の好きなことにどんどん挑戦してほしいと思っています。英語を習い始めたきっかけは保護者や講師の働きかけだったとしても、安心できる居場所としての教室とレッスンを用意しさえすれば、後は自分でどんどん身につけて世界を切り開いていけると信じています。

--「BE」には、御社の強い想いが込められているのですね。最後に、今後の展望について教えてください。

 この数年、特に昨年1年で、各ご家庭のライフスタイルや働き方も変わり、ニーズも多様化しています。映像レッスンに関しても、繰り返し何度も視聴することを好む方もいれば、通常のレッスンの補完として使いたいという方もいらっしゃいます。ひとつのプログラムだけでは、各ご家庭のニーズを満たしきれなくなっているのが現状です。

 今までは対面ありき、場所ありきだったところが、オンラインツールを併用することで学びの幅がぐっと広がりました。子供たちや保護者の方のご意見から「対面+映像レッスン」の新しいレッスンスタイルが生まれたように、これからも現場の意見を大切にしながら、新たな学びを生み出していきたいと思っています。

--ありがとうございました。

イード・アワード2020「⼦ども英語教室」⼩学⽣の部において最優秀賞を受賞したベネッセの英語教室「BE studio」インタビュー取材に応じてくれたベネッセビースタジオの中山真理子氏

 小さいお子さまでも親しみやすい日本人の先生、異文化交流に直結する外国人の先生。はたまた教室での対面レッスンに、おうちでの映像レッスン。世の中の状況や家庭のライフスタイル、お子さまのタイプによって、さまざまな学び方が選択できるビースタジオ。オンライン・オフラインともに設けられた安心できる居場所としての教室で、子供たちは自由に学ぶ。そこで手に入れたスキルと自信が実を結び、世界に向かって大きく羽ばたくことを期待したい。

《吉野清美》

吉野清美

出版社、編集プロダクション勤務を経て、子育てとの両立を目指しフリーに。リセマムほかペット雑誌、不動産会報誌など幅広いジャンルで執筆中。受験や育児を通じて得る経験を記事に還元している。

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