新型コロナワクチン、臨時接種は9/30まで

 「VPDを知って、子どもを守ろうの会」は、5歳以上の子供や大人へ新型コロナウイルスワクチン接種を強く推奨している。子供の副反応は、大人に比べて軽いという。ワクチンの臨時接種は2022年9月30日まで。

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ポスター「子どもたちとまわりの方々の命と健康を守るために新型コロナワクチン接種を今すぐ受けてください」
ポスター「子どもたちとまわりの方々の命と健康を守るために新型コロナワクチン接種を今すぐ受けてください」 全 2 枚 拡大写真
 「VPDを知って、子どもを守ろうの会」は、5歳以上の子供や大人へ新型コロナウイルスワクチン接種を強く推奨している。子供の副反応は、大人に比べて軽いという。ワクチンの臨時接種は2022年9月30日まで。

 VPDを知って、子どもを守ろうの会は、全国の小児科医等からなる会員とともに、VPD(Vaccine Preventable Disease:ワクチンで防げる病気)やワクチンによる予防の重要性を広く社会に訴え、すべてのワクチンの定期接種化を推進する活動をしている。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、小児の感染者の増加に伴う重症化、入院、死亡の増加が懸念される。一方で、新型コロナウイルス感染症の感染予防、重症化予防のためのワクチン接種は、8月1日時点で、5~11歳では16.9%と依然として低い現状にある。

 同会では、「子どもたちとまわりの方々の命と健康を守るために新型コロナワクチン接種を今すぐ受けてください」とのポスターを作成し、接種を推奨している。8月8日現在、ワクチンの臨時接種は9月30日までとされている。

 ワクチン接種は、無症状を含む感染を予防でき、5~11歳のワクチン接種による感染予防効果は31%。5~11歳のワクチン接種による入院予防効果は68%と報告されている。感染や重症化の予防は、子供の苦痛や保護者の心身の負担を軽減する。同時に小児医療体制への負荷が減ることで、新型コロナウイルス感染症以外の病気や事故に対する医療を保障し、子供たちを守ることにもつながるという。

 世界各国でも小児の接種が行われており、11歳未満の小児の場合、ワクチン接種後の発熱等の副反応は12歳以上や成人に比べて軽いことが報告されている。

 また、保護者から多くの要望を受け、予防接種管理アプリ「予防接種スケジューラー」に新型コロナワクチンの接種管理機能を追加した。5~11歳、12歳以上の新型コロナワクチンの接種日を入力、管理できるようになり、他のワクチンとのスケジュール管理が簡単になる。アプリには、新型コロナウイルス感染症の解説や新型コロナワクチンの情報が掲載されている。

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《工藤めぐみ》

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