乾電池型IoTデバイス「MaBeee」Scratch3.0に対応

 ノバルスは2022年9月15日、スマートフォン等から乾電池製品をコントロールできる乾電池型IoTデバイス「MaBeee(マビー)」が、教育用プログラミングツールScratch3.0に対応したことを発表した。amazonの販売価格は、2,900円(税込)。

教育ICT 小学生
乾電池型IoTデバイス「MaBeee」
乾電池型IoTデバイス「MaBeee」 全 2 枚 拡大写真

 ノバルスは2022年9月15日、スマートフォン等から乾電池製品をコントロールできる乾電池型IoTデバイス「MaBeee(マビー)」が、教育用プログラミングツールScratch3.0に対応したことを発表した。amazonの販売価格は、2,900円(税込)。

 MaBeeeは、おもちゃやライト等、単3乾電池で動く製品をスマホ専用のアプリでコントロールできる乾電池型IoT製品。IoTとは「Internet of Things」の略で、従来インターネットに接続されていなかった家電製品や電子機器等をネットワークで接続する仕組み。MaBeeeでは、乾電池を利用する製品の電池出力を、Bluetoothを使って操作し、単3電池製品にMaBeeeを1本入れるだけで、最大4本電池が必要な製品までコントロールできる。

 使い方は、市販の単4電池をMaBeee(単3電池形状のケース型)にはめこみ、通常の単3電池と同じ要領でおもちゃ等の中に入れ、アプリとつなぐだけ。アプリの推奨年齢は3歳以上で、一度使うとすぐ使いこなせるようなわかりやすい操作性となっている。

 今回、教育用プログラミングツールScratch3.0に対応したことで、視覚的なオブジェクトを用いてプログラミングができ、パソコンからの操作が可能となった。これまでのスマホアプリ「MaBeeeコントロール」「MaBeeeトレイン」「MaBeeeレーシング」「MaBeeeライト」や、一般ユーザーが独自開発したMaBeee対応アプリはそのまま利用できる。利用シーンとしては、玩具や理科教材、照明器具等の乾電池製品をScratch3.0でプログラミングし、制御するシーンを想定しているという。

 Scratch3.0対応MaBeeeの型番は「MB-3003WB」。MaBeeeには複数モデルが存在するため、必ず型番を確認すること。購入は、amazon、サンワサプライの直販サイト「サンワダイレクト」等のECショップの他、全国の家電量販店等でできる。

《川端珠紀》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集