【大学受験2023】英語検定利用状況、小論出題概要の一覧…Kei-Net

 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2022年9月20日、2023年度入試情報に「英語資格・検定試験利用状況」「小論文・総合問題出題概要一覧」を掲載した。2023年度入試における国公私立各大学の詳細情報を一覧にまとめて紹介している。

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 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2022年9月20日、2023年度入試情報に「英語資格・検定試験利用状況」「小論文・総合問題出題概要一覧」を掲載した。2023年度入試における国公私立各大学の詳細情報を一覧にまとめて紹介している。

 「英語資格・検定試験利用状況」は、2023年度一般選抜において、民間の英語資格・検定試験を利用する大学を一覧にまとめたもの。国公立と私立に分けて、利用大学の情報を集約している。

 一覧には、英語資格・検定試験を利用する選抜の入試方式、利用方法、対象試験と成績を記載。出願要件として利用する場合は「★」、合否判定に利用する場合に英語資格・検定試験の成績提出が必須の場合は「●」、任意提出の場合は「△」を付けて分類している。

 たとえば、早稲田大学では、文学部、文化構想学部および商学部の一般選抜(英語4技能テスト利用型)において、指定する英語資格・検定試験を出願要件としている。出願資格とするスコア・級は、文学部、文化構想学部がケンブリッジ英語検定160、IELTS5.5以上等。商学部は英検準1級以上等。

 その他、私立大学では明治大学や青山学院大学、東京理科大学等が、国公立大学では兵庫県立大学等が、一部選抜方式で英語資格・検定試験を出願要件としている。

 一方、「小論文・総合問題出題概要一覧」は、小論文・総合問題を課す大学のうち、出題概要等が公表されている大学について、河合塾が調べてまとめたもの。一般入試のみを対象とし、国公立大学と私立大学に分けて掲載している。

 たとえば、京都大学の法学部(特色入試、後期日程)は、日本語と英語の文章を題材にする。千葉大学の法政経学部(後期日程)は、総合テストにおいて社会科学に関する英語の文章を出題し、その大意を理解するとともに日本語で論理的に説明する能力を評価する。上智大学の総合グローバル学部(共通テスト併用方式)は、学部学科適性試験において、グローバル化する人間社会について提示された資料の理解力および思考力を問う試験を英語の設問を含んだ形で出題する。

 なお、いずれも掲載内容は今後変更の可能性もあるため、詳細や最新情報については必ず各大学の学生募集要項やWebサイトを確認のこと。


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《畑山望》

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