旧7帝大・人気ランキング2023…受験者数・倍率・入学辞退率

 2023年度大学入試の入試結果を振り返り、旧7帝大の受験者数や実質倍率、入学辞退率を紹介する。志願者がもっとも多かったのは「北海道大学」で、受験者数がもっとも多かったのは「東京大学」と、前年同様となった。

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旧7帝大人気ランキング2023「志願者数」
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 2023年度大学入試の入試結果を振り返り、旧7帝大の受験者数や実質倍率、入学辞退率を紹介する。志願者がもっとも多かったのは「北海道大学」で、受験者数がもっとも多かったのは「東京大学」と、前年同様となった。

 河合塾によると、国公立大入試の中心である前期日程の志願者数は前年比99%、後期日程で同98%、中期日程でも同101%といずれも前年並みだった。国公立大全体の志願者数は前年比99%となり、「旧7帝大」を含む難関10大学の志願者については、前年比99%と前年並みとなった。

 リセマムでは、「旧七帝大」の北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学の7大学をピックアップし、受験者数や実質倍率、入学辞退率をまとめた。各数値は代々木ゼミナールがWebサイトで公開している「2023年度入試結果」を参考にした。

 7大学のうち、志願者数がもっとも多かったのは、「北海道大学」1万261人、ついで「東京大学」9,621人、「大阪大学」8,350人、「京都大学」8,346人、「九州大学」8,192人、「東北大学」7,429人、「名古屋大学」5,204人となった。

 受験者数がもっとも多かったのは「東京大学」8,699人、ついで「大阪大学」8,001人、「京都大学」7,616人、「北海道大学」7,389人、「九州大学」6,412人、「東北大学」5,349人、「名古屋大学」4,546人。

 実質倍率は、「東京大学」2.803倍がもっとも高く、ついで「北海道大学」2.788倍、「京都大学」2.669倍、「大阪大学」2.422倍、「九州大学」2.402倍、「東北大学」2.140倍、「名古屋大学」2.104倍。

 入学辞退率は、「京都大学」1.4%(1.37%)がもっとも低く、「東京大学」1.4%(1.42%)、「大阪大学」2.1%、「名古屋大学」2.5%、「九州大学」5.3%、「東北大学」5.5%、「北海道大学」6.5%の順に低かった。なお、入学辞退率は、募集人数を入学者とみなし、合格者数と募集人員との差の、合格者数に対する割合を算出した。

 各項目での順位は以下のとおり。
◆志願者数
1位 北海道大学
2位 東京大学
3位 大阪大学
4位 京都大学
5位 九州大学
6位 東北大学
7位 名古屋大学

◆受験者数
1位 東京大学
2位 大阪大学
3位 京都大学
4位 北海道大学
5位 九州大学
6位 東北大学
7位 名古屋大学

◆実質倍率
1位 東京大学
2位 北海道大学
3位 京都大学
4位 大阪大学
5位 九州大学
6位 東北大学
7位 名古屋大学

◆入学辞退率(低い順)
1位 京都大学
2位 東京大学
3位 大阪大学
4位 名古屋大学
5位 九州大学
6位 東北大学
7位 北海道大学

《田中志実》

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