【中学受験2024】学習塾が勧める「入学時偏差値に比べ大学合格実績が高い中高一貫校」ランキング

 教育に関するさまざまなランキングを発表している大学通信は2024年1月31日、学習塾が勧める中高一貫校ランキング2023の「入学時の偏差値に比べ、大学合格実績が高い中高一貫校」を発表。3位に常総学院(茨城・共学)、4位に昌平(埼玉・共学)、5位に安田学園(東京・共学)がランクインした。1位と2位は大学通信のWebサイトより確認できる。

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学習塾が勧める「入学時の偏差値に比べ、大学合格実績が高い中高一貫校」ランキング2023<1位~15位>
学習塾が勧める「入学時の偏差値に比べ、大学合格実績が高い中高一貫校」ランキング2023<1位~15位> 全 3 枚 拡大写真

 教育に関するさまざまなランキングを発表している大学通信は2024年1月31日、学習塾が勧める中高一貫校ランキング2023の「入学時の偏差値に比べ、大学合格実績が高い中高一貫校」を発表。3位に常総学院(茨城・共学)、4位に昌平(埼玉・共学)、5位に安田学園(東京・共学)がランクインした。1位と2位は大学通信のWebサイトより確認できる。

 学習塾が勧める中高一貫校ランキングは、大学通信が首都圏の学習塾にアンケートを実施し、271の学習塾の塾長、教室長から回答を得た中から、項目別に独自に作成したもの。項目別に学校を5校連記で記入してもらい、最初の一貫校を5ポイント、次を4ポイントのようにして集計されている。

 入学時の偏差値もさることながら、生徒や保護者が気になる大きなポイントの1つである“大学合格実績”。「入学時の偏差値に比べ、大学合格実績が高い中高一貫校」は、3位の常総学院、4位の昌平、5位の安田学園につづき、6位に横浜隼人(神奈川・共学)、7位に桐光学園(神奈川・共学)、8位に青稜(東京・共学)が選ばれた。9位には開智未来(埼玉・共学)や国府台女子学院(千葉・女子)など4校が同率で並んだ。

 トップ10のうち、5位の安田学園は、自ら考え学ぶ力を伸ばす授業と課題を追究する教科外学習により、創造的学力を形成する「自学創造」の教育を実践。中学では、東大など最難関国立大学をめざす先進コースを設置し、中1から高2の2学期までは「学び方伸長システム」により、自学力(=基礎学力・自ら考え学ぶ力)を伸ばすことに力を入れている。定期考査前の1週間は「独習ウィーク」とし、試験に向けた学習計画を立て、朝と放課後に実行するなど、自学力をベースに活用力・応用力を伸ばすことで、難関大学に対応できる力を高めている。

 8位の青稜は、4年制大学現役合格を前提に、中学校から基礎5教科に十分な時間を設定。特に基礎3教科には時間数を多くとり、ひとりひとりの適性にあわせた教育を進めている。高校では、高まる国公立、理系大への進学ニーズに対応し、少人数制の受験指導体制を整備。3年では目標校にあわせた選択科目を中心に、徹底した演習で実力を付ける。また、多様な講習を各科目で行い、授業以外にも綿密な進学指導を実施。大手予備校と提携したサテライト授業を実施するなど、多面的な支援を行っている。

 大学通信のWebサイトでは、ランキング上位の学校について同様にランキング結果に結びついた分析を紹介。ランキング1位の学校は獲得ポイント100と、2位に倍近い差をつけて支持されている。ランキングは1位から30位まで計31校を一覧で掲載している。

【中学入試】学習塾が勧めるランキング2023…入学時偏差値に比べ大学合格実績が高い中高一貫校

その他の「学習塾が勧める中高一貫校ランキング2023」結果

生徒や保護者の満足度が高い中高一貫校

面倒見が良い中高一貫校

グローバル教育に力を入れている中高一貫校

ICT教育に力を入れている中高一貫校

最近、合格実績が伸びていると思われる中高一貫校

理数教育に力を入れている中高一貫校

校舎など施設、設備が充実している中高一貫校

図書館が充実している中高一貫校

・入学時の偏差値に比べ、大学合格実績が高い中高一貫校

・探究学習に力を入れている中高一貫校

・高大接続改革の取り組みを積極的に進めている中高一貫校

《畑山望》

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