埼玉県教育委員会は2024年2月21日、同日実施された2024年度（令和6年度）埼玉県公立高等学校における学力検査受検状況を発表した。学校別の受検倍率は、大宮（理数）2.13倍、県立浦和（普通）1.27倍など。
2024年度（令和6年度）埼玉県公立高校入学者選抜の学力検査は、2月21日に実施。全日制（普通・専門・総合学科）課程合計の入学許可予定者数3万5,130人に対し、志願確定者数は3万9,414人、受検者数は3万9,011人、事前取消者数は265人、当日欠席者数は138人。受検倍率は1.11倍だった。
全日制課程における学科別の受検倍率は、「理数科」が1.62倍でもっとも高く、「国際文化科」1.48倍、「外国語科」1.33倍、「美術科」1.28倍、「映像芸術科」1.25倍などが続いた。
全日制課程における各学校の普通科の受検倍率は、大宮（普通）1.34倍、県立浦和（普通）1.27倍、浦和第一女子（普通）1.32倍、春日部（普通）1.47倍、県立川越（普通）1.46倍、川越女子（普通）1.29倍など。
もっとも倍率が高かったのは、大宮（理数）2.13倍、市立大宮北（理数）1.90倍、市立浦和（普通）1.73倍、市立川越（国際経済）1.66倍、川口市立（スポーツ科学）1.64倍、大宮光陵（美術）1.63倍、川口市立（理数）1.60倍など。
2024年度（令和6年度）埼玉県公立高校入学者選抜は今後、芸術系学科などの実技検査や一部の学校における面接を2月22日に実施する。入学許可候補者発表は3月1日。追試験は3月4日に実施、追検査入学許可候補者発表は3月6日を予定している。
