「横浜トリエンナーレガイド」横浜市内の小中高校に配布

 横浜トリエンナーレは、横浜美術館など市内5か所で開催中の国際展「野草:いま、ここで生きてる」を鑑賞する手がかりとなる「横浜トリエンナーレガイド」を、横浜市内の小学校、中学校、高校など約650校へ約39万枚配布した。展覧会は6月9日まで。

教育イベント 小学生
「みなとみらいぼうけんすごろく」(小学校1・2・3年生向け)
「みなとみらいぼうけんすごろく」(小学校1・2・3年生向け) 全 3 枚 拡大写真

 横浜トリエンナーレは、横浜美術館など市内5か所で開催中の国際展「野草:いま、ここで生きてる」を鑑賞する手がかりとなる「横浜トリエンナーレガイド」を、横浜市内の小学校、中学校、高校など約650校へ約39万枚配布した。展覧会は6月9日まで。

 横浜トリエンナーレは、横浜市で3年に1度開催する現代アートの国際展。これまで、国際的に活躍するアーティストの作品を展示するほか、新進のアーティストも広く紹介し、世界最新の現代アートの動向を提示してきた。

 今回、横浜の児童生徒たちに、現代アートをより身近に感じてもらうことを目的に、横浜美術館教育普及グループの協力を得て「横浜トリエンナーレガイド」を作成。小学1年生から3年生向け、小学4年生から6年生および中学生向け、高校生向けの3種類を用意した。

 小学校低学年向け「みなとみらいぼうけんすごろく」は、横浜トリエンナーレが開催されている会場の巡り方、作品の楽しみ方をゲーム感覚でシミュレーションできるすごろくゲーム。小学校高学年および中学生向け「冒険ノート」は、2択のどちらかを選択しながらさまざまな現代アートの作家や作品に出会うことができるゲーム。高校生向け「Wild Grass News」は、アーティストやデザイナーを紹介したジャーナル仕立ての読み物に仕上げている。

 いずれも来場前に使用することを想定しているという。ぜひ、ガイドを参考に横浜トリエンナーレへ足を運んでほしい。なお、横浜トリエンナーレは6月9日まで開催している。

◆第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで生きてる」
会期:2024年3月15日(金)~6月9日(日)※毎週木曜日 (4月4日、5月2日、6月6日を除く)
開場時間:10:00~18:00 (入場は閉場の30分前まで)※6月6日(木)~9日(日)は20:00まで
会場:横浜美術館(神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1)など
料金:一般2,300円~、横浜市民2,100円~、学生(18歳以上)1,200円~
チケット購入方法:各会場窓口またはWebサイトより

《木村 薫》

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