【GW2024】子供とお出かけ予測、ピークは連休後半5/3前後

 国内最大級のお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディは2024年4月17日、「2024年GWお出かけ調査レポート」を発表した。お出かけのピークは5連休後半5月3日とその前後日と予測した。人気のお出かけ先は「公園」が圧倒的多数となった。

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「2024年GWのお出かけについての調査レポート」
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 国内最大級のお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディは2024年4月17日、「2024年GWお出かけ調査レポート」を発表した。お出かけのピークは5連休後半5月3日とその前後日と予測した。人気のお出かけ先は「公園」が圧倒的多数となった。

 「2024年GWお出かけ調査レポート」は、全国のお出かけ施設やレジャー施設に向けた課題解決メディア「いこーよ総研」のユーザーアンケートをもとに調査・分析したもの。調査期間は2024年4月1日~4月12日、321サンプル。

 2024年のGWに「出かける予定がある」と回答した人は47%。調査時期が4月初旬ということもあり、「まだ決めていない」人も約半数(48%)を占めたが、予定を決めている人の中では「どこにも出かけない」という人はごく少数となった。

 「出かける予定がある」人にお出かけ先を聞いたところ、最多は「公園・総合公園」66%で、ほかの回答に大きく差をつけた。2023年の夏の猛暑では、「公園の遊具が熱くなって遊べない」という声も多数見られ、猛暑の夏を迎える前に「公園で思いきり遊ばせたい」と思っている人が多いと考えられる。ついで、「テーマパーク・遊園地」46%、「動物園・サファリパーク」41%と屋外の人気レジャー施設が続く。「アスレチック」「アウトドア」「牧場」などの屋外施設も人気を集めた。お出かけ調査では常に人気上位である「水族館」を上回り、やはり気候が良いうちに屋外レジャーを楽しみたいと考える人が多いようすがうかがえる。また、「博物館・科学館・美術館」などの学び系のお出かけ施設も23%と人気を集めた。

 春休みの調査と比較してみると、春休みの人気お出かけ先は、1位「テーマパーク・遊園地」、2位は「公園」、3位は「動物園・サファリパーク」だった。GWと春休みとを比較してみると、「公園」は、GWの方が春休みよりも高く、「テーマパーク・遊園地」「動物園・サファリパーク」はGWよりも春休みの方が高いという結果となった。GWは良い季節をより楽しむために公園の人気が高く、春休みは寒い日や雨の日もまだ多いことから、公園だけでなく屋内を含めたさまざまな施設が選択肢になるからだと思われる。

 帰省に関しては、春休みよりもGWの方が多いことがわかった。春休みに帰省するには大人は休みを取る必要があるが、GWは祝日などを組み合わせれば長期休暇が取りやすいため、GWに帰省する人が多いのではと推測される。

 ユーザーアンケートの結果をもとに、もっともお出かけするという日を100%とした場合、その前後の日がその何%になるのかを算出したところ、GW中のお出かけのピークは4連休初日の5月3日(憲法記念日)となった。その後日である連休中日の5月4日(みどりの日)もピーク日の99%、5月5日(子どもの日)もピーク日の97%であるため、この三日間がお出かけの最盛日と予測した。

 また、前半の4月27日、28日、29日の土日祝もピーク日の8割前後で、その中でみると、28日の中日に出かける予定としている人が多い。一方、3連休と5連休の間の平日3日間はあまり多くのお出かけが予定されていないようすがみられる。

 お出かけ内容の内訳をみてみると、前半の3連休は「自宅周辺など近所にお出かけ」が割合として多く、遠出というよりは近場に出かける予定の人が多い傾向がみられた。一方で、後半の4連休は、「日帰りお出かけ」「宿泊お出かけ」の割合がほぼ同じぐらいまで増えており、遠出、宿泊旅行を予定している人は前半の連休よりも多い傾向がある。

 一方、3連休と5連休の間の平日3日間はお出かけの予定はあまり多くないものの、内訳だけを見ると5月2日の連休前日に宿泊旅行の予定をしている人が増加している。

《中川和佳》

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