【中学受験・進学塾の悩み解決:SAPIX】本人が好きだという科目なのに、成績の方はなかなか良くなりません
本人は理科・社会が好きだと言うのですが、成績の方はなかなか良くなりません。
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理科は生物・化学・物理、社会は地理・歴史・公民と大きく分野が異なる内容を取り扱っています。それをひとくくりに理科・社会とまとめてしまっているため、「好きだ」とは言いつつも、実は理科の化学・物理分野は好きだけど生物は苦手としている、社会の歴史や公民は好きだけど、地理は苦手としている、というような可能性があります。まずは、分野による好き嫌いがないかを確認し、嫌いな分野の学習上の抜けがないかどうかを確かめてみるとよいでしょう。
また、SAPIXの理科・社会のテキストであるデイリーサピックスには生徒に興味を持ってもらうため写真・絵・グラフなどが多く使われていますし、雑学・コラムのような内容も掲載されています。それ自体はとても良いことですが、そういった「絵や写真を見るのが面白い」「雑学・コラムのところに興味がある」という意味で「好きだ」と言っている可能性がありますし、巻末の問題にしてもあまりに本文と配列が似すぎていて「順番で覚えてしまう」危険性も考慮しなければなりません。そのために、実はテストで得点できるだけの十分な練習ができていないことが考えられます。
またテキストの中身の重要度は、保護者の方や子どもたちにはなかなか判別しにくいところでもあります。
テストに出るポイントを押さえるには、図表や写真、資料まで詳しく載っている参考書などを手元に置き、デイリーサピックスと照らし合わせながら核となる知識を覚えたうえで、周辺の知識を広げていく方法を取っていくと良いでしょう。
もし1~2か月先のテストですぐに成果を出したいので、知識を確実に積み上げていくだけでは間に合わないという場合は、これまでのテストやノートをプロの目で分析してもらい、最短で得点を上げる学習プログラムを組んでもらうのが良いでしょう。お近くで相談先が見つからない場合は、お気軽にSS-1にご相談ください。
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