2011年10月31日、世界人口が70億人に
本日2011年10月31日、世界人口が70億人になったことが話題となっているが、国連人口基金東京事務所はホームページに「世界人口白書 2011(日本語版)」を掲載している。
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
それによると、「2011年10月31日、この日地球上には70億の人々が住むことになります。(中略)そして、今から13年後には、さらに10億人の増加を見届けることになりそうです。私の孫の世代には、世界人口は100億人もの数に達するかもしれません。」とされている。
人口が10億人に達したのは、1804年。世界人口の急増は1950年に始まり、1927年に20億人であったものが1959年のわずか32年の間に10億人増の30億人に達した。2000年には1950年の人口の約2.5倍にあたる推計61億人に達している。なお、世界人口の増加率そのものは1965〜1970年の2.0%をピークに低下してきているのだという。
また、人口大国の中国とインドでは、国連経済社会局人口部の推計によると、インドは2021年に人口14億人に達し、13億9,000万人と推計される中国を抜き、世界でもっとも人口が多い国になると見られている。2011年の総人口は中国が13億5,000万人、インドは12億4,000万人となっている。
これとは対照的に、10月26日に総務省が発表した国勢調査の確定値(2010年10月時点)によると、日本人人口は1億2,535万千人(前年から0.3%減少)で、日本人と外国人を分けて集計を始めた1970年以来初めて減少に転じている。特に15歳未満は4.1%の減少となっている。
UNFPAでは、世界人口70億人を記念した「70億人の世界×70億人のアクション」キャンペーンを実施している。キャンペーン期間中は、イベントやウェブサイト、ソーシャルメディアを通して、「70億人のアクション」宣言を募集する。
《編集部》
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