東大 情報基盤センターの新スパコンシステム、富士通が受注
富士通は14日、東京大学 情報基盤センターの新スーパーコンピュータシステムを受注したことを公表した。世界でも数少ないペタフロップス級のセンターシステムとなる予定。
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情報基盤センターは、1965年に全国共同利用施設の大型計算機センターとして発足(1999年以降現在の名称)して以来、スーパーコンピュータによる先端的な科学技術研究を推進しており、1,500名以上の研究者が学内外で利用している。
新システムには、スーパーコンピュータ「京」との高い互換性も考慮され、富士通のスーパーコンピュータ「PRIMEHPC FX10」4,800ノードが採用され、理論演算性能1.13ペタフロップスを実現する。この他、周辺システムとしてPCサーバ「PRIMERGY」74台、ストレージシステム「ETERNUS」234台、ペタスケールシステムに対応したHPCミドルウェア「Technical Computing Suite」とそのコンポーネントである大容量、高性能、高信頼分散ファイルシステム「FEFS」などがあわせて導入される。システムは2012年4月より稼働を開始し、さまざまな科学技術分野(地球科学、宇宙物理学、地震学、気候モデリング、材料科学、エネルギー、生物学、流体力学、固体力学)などにおける先端的な研究、教育へ利用される。企業からも活用される予定。
富士通、東京大学情報基盤センターの新スパコンシステムを受注
《冨岡晶@RBB TODAY》
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