「全国学力・学習状況調査の調査問題を踏まえた授業アイディア例」公開
国立教育政策研究所は11月30日、「全国学力・学習状況調査の調査問題を踏まえた授業アイディア例」をホームページに公開した。
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
4月19日に実施を予定していた「平成23年度全国学力・学習状況調査は、東日本大震災の影響により見送りとなった。これを受けて、用意された調査問題を配布を希望した学校などに送付する措置がとられた。
国立教育政策研究所では、平成21年度から調査結果を踏まえた授業アイディア例を作成・公表してきたが、今年度については、調査問題を踏まえて授業等で活用する際の参考となるよう授業アイディア例を作成したという。同所では、10月に公表した調査問題・解説資料とあわせて、授業改善に活用してほしいとしている。
小学校国語の調査問題を踏まえた授業アイディア例として、小学校3・4年生の「話すこと・聞くこと」の指導では、相手や目的に応じて自分の考えが明確に伝わるように内容を選んで話すという狙いで、クラブ活動を推薦する場合を例に挙げて指導の留意点を掲載している。
また、中学校数学の調査問題を踏まえた授業アイディア例としては、数の集合と四則計算の可能性について捉え直すことができるようにする例などが挙げられている。
《前田 有香》
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