【インフルエンザ流行情報】関東地域のまとめ…厳重な注意と予防を
インフルエンザ流行状況には依然として厳重な注意が必要。全国の流行情報は国立感染症研究所感染情報センターのデーターをもとに厚生労働省が毎週発表しているが、注意報、警報、定点当たりの報告数などは都道府県別に公表している。
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
最新の2012年第5週(1月30日〜2月5日)のデーターを見ると、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、山梨県ですでに警報が発令されている。そのうち、茨城と栃木は第5週の発表をうけて警報を発令したのに対し、東京、神奈川、埼玉、千葉、山梨は第4週(1月23日〜29日)の時点で警報を発令している。群馬県は、第4週に注意報を発令したが、警報には至っていない。
対象すべての都県で、第1週から第5週まで定点当たりの報告数が増え続けている。第5週が42.62だった日本全国の報告数と比較すると、東京、神奈川、埼玉、千葉が上回り、特に埼玉と千葉では50を超える高い数値となった。埼玉では少なくとも過去3年間、千葉では過去5年間でもっとも高い報告数だという。
各都県では引き続き、厳重な注意と、人混みを避ける、手洗いやうがいを徹底するなどの感染予防を呼びかけている。
《湯浅大資》
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