羽村市のEVバス運行開始、全国初の定期路線導入
10日から東京都羽村市が全国で初めて定期路線としての運行を始めたEVバス。導入にあわせて開設された「EVバス専用路線」となっている。
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市外から訪れた場合に乗車しやすいのは、JR青梅線の羽村駅(東口)から小作駅(同)へ向かうルート。10時から17時まで毎時ジャスト発で、乗車時間は約10分間。
ディーゼルエンジンを搭載した通常のタイプでは、後部側の座席に乗るとエンジンの振動や音も感じるが、EVタイプはこれもない。搭載されているアメリカUQM社製のモーターは非常に静か。車外にいると発進時に電車のような音が聞こえてくるが、これは車両接近通報装置の音であり、実際のモーター音ではない。
車内にはEVシステムの動作状況を示すステータスモニターを設置。車両には電力回生ブレーキも装備されているが、バッテリーは使用される一方で、回生が行われるシーンはほとんど見られないようだ。
実際の運行を行う西東京バスでは「全国初で初めて定期運行されることになったEVバスです。バス好きな方のご乗車もお待ちしております」とアナウンスしている。
突発的な故障や不具合が生じた場合は代替車両(通常のバス)での運行になってしまうが、EVバス専用路線だけに混在運行となる墨田区よりは乗車チャンスも多いといえる。
【EVバス運行開始】現状では珍しい車両だが、乗車チャンスは多い
《石田真一@レスポンス》
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