東京都調査、公立小学校から私立中学への進学率は16.5%…文京区は36.7%
東京都教育委員会は10月31日、2011年度の公立学校卒業者を対象とした進路状況を公表した。私立中学校への進学者は1万5,655人(16.5%)で、地区別にみると、もっとも多いのは「文京区」36.7%だった。
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同報告書は、2012年5月1日現在の状況について実施した公立学校統計調査のうち、2011年度公立学校卒業者を対象に進路状況をまとめたもの。このうち、公立中学校卒業者については2012年7月に公表している。
2012年3月の都内の公立小学校卒業者は、前年度より162人少ない9万4,787人。このうち、都内の公立中学校への進学者は7万6,980人(81.2%)、私立中学校への進学者は1万5,655人(16.5%)、国立中学校への進学者は432人(0.5%)となった。また、都外の中学校への進学者は1,558人(1.6%)であった。
過去5年間の進学状況をみると、私立中学への進学率は、前年度と比べ0.1ポイント増加したものの、ピークの2007年度と比べ1.1ポイント減少している。
地区別の私立中学への進学率をみると、23区は「文京区」36.7%がもっとも多く、次いで「千代田区」36.1%、「世田谷区」32.4%、「目黒区」31.6%、「港区」31.2%の順に多かった。
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