シャープの電子辞書に「六訂版家庭医学大全科」初収録

　シャープは8日、シニア層をターゲットにした生活総合系の電子辞書「PW-A7300」を発表した。販売開始は11月22日、価格はオープンで予想実売価格は35,000円。

デジタル生活モバイル

2012.11.8 Thu 18:47

　シャープは8日、シニア層をターゲットにした生活総合系の電子辞書「PW-A7300」を発表した。販売開始は11月22日、価格はオープンで予想実売価格は35,000円。

　「PW-A7300」は、病気や傷の症状など2,600項目以上を収録した「六訂版家庭医学大全科」を電子辞書として初めて搭載。シニア層の関心が高い健康系のコンテンツを充実させたモデル。

　ホーム画面には、「辞書」「健康」「脳鍛(のうたん)アプリ」「旅行」「カラー図鑑動画」「アクセサリー」の6つのアイコンを用意。自分の知りたい情報をタッチペンで直感的に操作できるようになっている。アイコンや文字も従来より大きく、シニア層へ配慮がなされている。

　収録コンテンツは、「家庭医学大全科」のほか、「スーパー大辞林 3.0」「明鏡国語辞典第二版」「四字熟語辞典」「読めそうで読めない漢字」「家庭の健康べんり辞典」「医者からもらった薬がわかる本 2013年版」など100点。「健康」ジャンルで13点のコンテンツが収録されているのが特長だ。

　液晶は、5型のHVGA（480×320ピクセル）のカラー液晶。microSD/microSDHCスロットルを搭載しているほか、本体にも150MBのメモリを装備。本体にあらかじめ入っている電子ブックデータを削除し、ユーザーエリアを増やすことも可能。電源は単3形アルカリ乾電池/充電池×2で、連続表示時間は約130時間。本体サイズは、幅149.0mm×奥行110.2mm×高さ16.8mm（閉時・最薄部・突起部含まず）、重量は305g(電池・タッチペン含む)。

シャープ、「六訂版家庭医学大全科」初収録で“健康”ジャンルに注力した電子辞書