2014年卒の就活が活発化、8割以上が企業セミナーへ参加…マイナビ調べ
マイナビは、2014年卒業予定の学生を対象とした「2014年卒マイナビ学生就職モニター調査 1月の活動状況」の結果を発表した。調査によると、1月の平均エントリー社数は前年比3.3社増の15.4社に上ることが明らかになった。
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調査は、1月28日から2月1日までの期間、2014年卒業予定の全国の大学3年生及び院1年生4,430名を対象に、インターネットアンケートを実施、1,780名(文系男子379名、理系男子507名、文系女子384名、理系女子510名)の回答を得た。
調査結果によると、1月の活動状況は、「企業にエントリーした」「企業研究をした」「個別企業セミナーに参加する予定」「個別企業セミナーに実際に参加」がそれぞれ80%を突破。12月の後半に見られていた「エントリーした」から「個別企業説明会に実際に参加した」へのシフトがより顕著になった。また、前年同月と比較して「企業からエントリーシートを取り寄せた」が1月前半で10.8ポイント増、1月後半で9.4ポイント増、「企業にエントリーシートを提出した」が1月前半で8.0ポイント増、1月後半で8.4ポイント増と、それぞれ増加。1月前半での企業研究などの活動が自信につながり、早くも多くの学生がエントリーシート提出の段階に入っているようだ。
また、1月の平均エントリー社数は前年比3.3社増の15.4社。1月までの累計エントリー社数も前年から4.4社増の58.5社となり、順調に社数を伸ばしている。「内々定を受けた社数」以外のすべての項目で前年同月を上回る結果となり、エントリー以後の活動についても精力的に取り組んでいたようだ。特に「エントリーシートを取り寄せた社数」は前年比1.6社増の4.9社となり、直接接触の段階からエントリーシート提出のピークに早くも差しかかり始めていると思われる。
さらに、親・親族の影響や協力について聞いてみると、企業や職種を選択する際に、親・親族の職業は「影響がある+少しは影響がある(全体38.0%)」が文系男子で38.6%、文系女子で43.5%と、文系学生の方が影響を受ける傾向にあるようだ。また、親・親族の意見は「影響がある+少しは影響がある(全体46.0%)」が文系女子で56.8%、理系女子で52.2%とともに半数以上となり、特に女子学生は影響を受けているようだ。親・親族は協力的かとの問いでは82.5%の学生が「はい」と回答し、望む協力内容では「交通費など金銭的に援助して欲しい」との回答が最も多く(57.4%)、実際に就職活動の費用の平均約4割を親・親族に捻出してもらっているようだ。一方で、「余計な口出しをしないでほしい」も21.2%と、協力を望む学生がいる反面、余計な口出しはしてほしくないという学生も一定数いることが分かった。
《水野こずえ》
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