TOEICテスト、2012年度の受験者数は230万人と過去最高
日本でTOEICプログラムを実施・運営する、国際ビジネスコミュニケーション協会は4月3日、2012年度のTOEICテスト受験者数が230万4,000人に達したことを発表した。前年に比べ34,000人増え、過去最高受験者数となったという。
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TOEICプログラムには「TOEICテスト」「TOEICスピーキングテスト」「TOEICライティングテスト」「TOEIC Bridge」があり、「TOEICスピーキングテスト・ライティングテスト」の総受験者数は、前年度に比べ400人(3.7%)増の1万1,100人となった。また、TOEIC Bridgeの総受験者数は20万9,000人で、前年度より4,000人(2%)減となっている。
受験者数の増加は、企業のグローバル化によるグローバル人材育成の動きが活発になったことに加え、大学でも入学試験や単位認定・進級・卒業の要件などさまざまな面で活用されたことだという。特にTOEICスピーキングテスト・ライティングテストの受験者数増加は、会話や記述といったコミュニケーション能力の習得が求められていることの表れだろう。
TOEICだけでなく、TOEFLやIELTSといった英語試験の受験者数は、今後も増加していくのではないだろうか。
《水野こずえ》
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