楽しい世の中になってほしい、小学生が選んだ未来の漢字トップは「楽」
日本漢字能力検定協会(漢検)は、全国の小学生を対象に“未来"と聞いて思い浮かべる漢字一字「未来の漢字」を募集。全国公募でもっとも得票数を集めた漢字は「楽」だった。
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漢検では、「今年の漢字」20周年を記念し、11月11日から12月12日の期間、これからの未来がこうなってほしい、将来こんな社会にしたいという想いを込めた漢字一字とメッセージを全国の小学生から募集。応募総数6,387通から選ばれた小学生20名が、12月26日に京都・清水寺で実施した「未来の漢字」発表イベントに参加した。
北海道から九州まで全国から集まった小学生が、自分が応募した「未来の漢字」を四ツ切の和紙に墨・絵の具・クレヨンなど、思い思いの筆記用具を使って表現。その漢字に込めたメッセージとともに発表した。
「未来の漢字」公募集計で1位となった「楽」は674票を獲得。理由として、「楽しい世の中になってほしい」「楽しい未来が待っているはず」といったコメントが寄せられた。
2位には「明」550票、3位に「夢」481票が選ばれた。理由は、「世界中の人々が明るい笑顔で過ごせたらいい」「夢に向かって努力したい」等、未来を前向きに捉えるメッセージが多く寄せられた。しかし一方で痛ましい事件・事故が起きている社会の現状をまっすぐに理解した上で、5位の「幸」には、「これからの未来は人を傷つけたりしない幸せな世界にしたい」というコメントも寄せられたという。
◆「未来の漢字」トップ10
1位:楽(674票)
2位:明(550票)
3位:夢(481票)
4位:優(256票)
5位:幸(235票)
6位:光(192票)
7位:和(184票)
8位:希(163票)
9位:輝(155票)
10位:美(114票)
《編集部》
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