東京都、公立学校教員採用試験で個人情報35名分流出
東京都教育委員会は5月15日、平成27年度東京都公立学校教員採用候補者選考(28年度採用)で個人情報が流出する事故が発生したと発表した。障害に配慮した選考を電子申請で申し込んだ35名分のメールアドレスが流出してしまったという。
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東京都教育庁人事部選考課の事務担当者が、公立学校教員採用候補者選考で障害に配慮した選考を希望した45名のうち電子申請で申込みをした35名に対してアンケートを送信する際、送信先のメールアドレスをほかの受信者にアドレスが見えないように「Bcc」欄ではなく、誤って宛先「To」欄に入力して送信してしまった。事故発生日時は5月14日午後1時28分。
人事部選考課の組織端末に対して、5月14日午後7時8分と15日午前0時43分にそれぞれ別の申込者から指摘のメール送信があったことを5月15日午前10時30分に気づき、事故が発覚した。
人事部選考課では、5月15日午前11時35分に35名全員にメールで今回のメールアドレス流出について謝罪をし、送信メールの削除を依頼した。現在のところ、二次被害等の報告は受けていないという。
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