2017年卒は「将来性」重視、見えてきた就活生の特徴

 ディスコは18日、就職意識調査「キャリタス就活 学生モニター調査」の結果を発表。就職先企業を選ぶ際に重視する点として「将来性がある」、「給与・待遇が良い」、「福利厚生が充実している」、「職場の雰囲気が良い」が上位に挙がった。

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就職先企業を選ぶ際に重視する点
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 ディスコは18日、就職意識調査「キャリタス就活 学生モニター調査」の結果を発表。就職先企業を選ぶ際に重視する点として「将来性がある」、「給与・待遇が良い」、「福利厚生が充実している」、「職場の雰囲気が良い」が上位に挙がった。

 この調査は2017年卒業予定者を対象に、1月1日時点で実施したもの。昨年同時点の調査とよく似た傾向が見られるが、順位や割合を細かく比較すると、今年の就活学生の特徴が見えてくる。

 調査では「将来性がある」が一番人気となったが、割合は昨年の47.9%から46.4%へと1.5ポイント減った。逆に、今年2位の「給与・待遇が良い」は37.3%から41.9%へ4.6ポイント、3位の「福利厚生が充実している」は36.1%から39.4%へ3.1ポイント増加している。

 また、雰囲気が良いと思える職場の要素を尋ねると、「ワークライフバランスを重視している」、「役職や年齢に関係なく自由に物が言える」、「アットホーム」、「部門間の交流やコミュニケーションが盛ん」が上位となった。この傾向も昨年同様だが、1位は昨年の「ワークライフバランスを重視している」から、「役職や年齢に関係なく自由に物が言える」と入れ替わっている。

 こうした結果から、今年、就活に臨む学生は昨年と比べ、給与・待遇や福利厚生を重視し、ワークライフバランスに積極的な企業を志向する傾向が見られる。企業の人事担当者は、特にこれらを強くPRすることで、より多くの就活学生を集められそうだ。

人事担当者は必見! 来年度の就活学生の傾向は○○重視!?

《加藤宏之/HANJO HANJO編集部》

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