全国中学高校Webコンテスト、参加チーム7/21まで募集

 学校インターネット教育推進協会(JAPIAS)は5月31日、「第20回全国中学高校Webコンテスト」の参加チーム募集を開始した。中高生3~5人でチームを組み、Web作品の制作過程と成果を競い合う。申込み締切りは7月21日。

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第20回全国中学高校Webコンテスト
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 学校インターネット教育推進協会(JAPIAS)は5月31日、「第20回全国中学高校Webコンテスト」の参加チーム募集を開始した。中高生3~5人でチームを組み、Web作品の制作過程と成果を競い合う。申込み締切りは7月21日。

 「全国中学高校Webコンテスト」は、ICTを活用したアクティブラーニングの成果を競い合うコンテスト。3~5人の生徒がチームを組み、探究と協調を繰り返しながら、1つのWeb作品を作り上げるまでの制作過程と成果を競う。

 参加資格は、4月2日現在12~18歳である生徒。中学1~3年生と高校1~3年生が該当する。チーム構成は、生徒3~5人とコーチ1名。任意でアシスタントコーチ1名を追加できる。チームを構成する生徒は、違う学校(国)の生徒でもよいが、前年度にプラチナ賞に選ばれた生徒が2名以上入ってはいけない。

 応募部門には、「中学生の部」と「高校生の部」があり、作品は「Web教材」と「問題解決」の区分を応募時に選択する。作品のテーマは、「科学・数学」「芸術・文学」「社会科学」「スポーツ・保健」「学際(複数の分野にまたがるもの)」の5つのカテゴリーから選択する。作品は、Webブラウザーで閲覧できるもの。内容は、誰かの役に立つ教材として構成・表現されたコンテンツである必要がある。

 「Web教材」部門は、ほかの生徒たちがそのテーマについて学習できるようになっているもの。「問題解決」部門は、実際に存在する解決すべき問題を取り上げ、問題点や解決策、解決までのプロセスなどを資料やデータに基づき理論的に提示するもの。

 審査は、コンテンツ、文章記述と構成、表現の工夫・機能、独創性、学習への配慮、または提言の論理性、コラボレーション、影響・効果、出典・引用の明記、適切なメディア選択、英語ページによる発信、プレゼンテーションなどの基準に基づいて行われる。中学生の部は、英語ページの作成は必須ではないが、作成した場合は加点の対象となる。

 「中学生の部」と「高校生の部」において、それぞれ上位10チームをファイナリストとして表彰。2018年2月17日に東京で開催される「ファイナリストプレゼンテーション」で最終審査を行い、全部門を通じてもっとも優秀な作品1点に最優秀賞および文部科学大臣賞を授与する。

 参加希望者は、Webの申込フォームより7月21日までに申し込む。作品提出締切りは11月21日。

◆第20回全国中学高校Webコンテスト
参加資格:2017年4月2日現在12~18歳(中学生・高校生に該当)
チーム構成:生徒3~5名とコーチ1名(任意でアシスタントコーチ1名を追加可)
応募部門:中学生の部、高校生の部
申込方法:Webの参加申込フォームから申し込む
参加申込締切り:2017年7月21日(金)17:00
作品提出締切り:2017年11月21日(火)17:00

《奥山直美》

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