教授や企業、ITものづくりの作り手続々「メイカーズバザール大阪」7/8・9

 プログラミング教材やロボット、3Dプリンター、VRなど、デジタルで製作したさまざまな「もの」が一堂に会する、デジタルものづくりの祭典「メイカーズバザール大阪 vol.4」が7月8日・9日の2日間、大阪南港ATC ITM棟2階の展示エリアで開催される。入場無料。

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メイカーズバザール大阪 vol.4
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 プログラミング教材やロボット、3Dプリンター、VRなど、デジタルで製作したさまざまな「もの」が一堂に会する、デジタルものづくりの祭典「メイカーズバザール大阪 vol.4」が7月8日・9日の2日間、大阪南港ATC ITM棟2階の展示エリアで開催される。入場無料。

 メイカーズバザール大阪は、大学講師や企業の設計者、エンジニア、デザイナー、学生など、デジタルによるものづくりを行うさまざまな人(=MAKERS:メイカーズ)が、自分たちで製作した作品を発表・体験・販売するイベント。2014年秋の第1回メイカーズバザール大阪を皮切りに、今回で4回目の開催となる。出展者50組、来場者1,538人から始まったイベントも、第3回には出展者68組、来場者8,981人まで増え、デジタルものづくりへの注目度の高さがうかがえるイベントとなっている。

 イベントでは、大きく「メイカーズ(出展物)」「セミナー」「ワークショップ」の3つのプログラムを実施。「メイカーズ」には、京都産業大学の学生が製作したVR/AR作品や、ケニスによるプログラミングロボット教材「mBot」、アームロボットが毛筆で半紙に字を書く「ロボットアーム書道」や3Dプリンターで製作した雑貨、二足歩行ロボット、レーザーカッターでカットした板を組み立てて作ったけん玉など、60組以上の多種多様な「ものづくり」が展示される予定。展示だけでなく、体験や販売を行うブースもある。

 「セミナー」は7月8日に3つ、9日に1つ実施予定。基本的に事前申込不要で当日セミナー会場を訪れると参加できるが、神戸大学大学院 工学研究科・塚本昌彦教授による「ウェアラブル×ファッション×メイカーズ」のみ事前申込みが必要。定員50名で、満席になり次第締め切る。事前申込みで空席がある場合のみ当日参加も可。

 さらに、「ワークショップ」では12のプログラムが行われる。ロボットプログラミングキット「α-Xplorer」とiPadを使用し、与えられたミッションをクリアして競う「RoboRAVE OSAKA オープン大会」や、ワオ・コーポレーションによる「キッズFabミニ四駆 Osaka(基本コース・3Dコース)」など、おもに小学生を対象としたものから、全般を対象に開催する「ショルダーポーチをつくろう!」など、子どもから大人まで楽しめる内容が用意されている。ワークショップの参加費は各ブースによって異なり、無料~3,800円。事前申込みが必要なものもあるため、事前にWebサイトで確認のうえ申込みが必要。

 セミナーおよびワークショップの申込みはWebサイトで受け付けている。定員になり次第締め切りとなるものが多いため、早めの確認が必要だ。イベント自体は入場料無料で誰でも楽しむことができる。

◆メイカーズバザール大阪 vol.4
日時:2017年7月8日(土)、9日(日)10:00~17:00
場所:大阪南港ATC ITM棟2階 展示エリア
対象:誰でも参加可(一部ワークショップなど年齢制限あり)
入場料:無料
申込方法:事前申込みが必要なセミナー、ワークショップはWebサイトから申し込む

《畑山望》

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