【中学受験2018】芝浦工大附属中、第一志望者入試を導入
芝浦工業大学附属中学校は平成30年度(2018年度)に科学技術に高い関心を持つ受験生を対象に事前課題と面接・作文で選考を行う「第一志望者入試」を導入する。募集人数は10名。
教育・受験
小学生
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従来より芝浦工業大学附属中学校では複数回受験験優遇制度を実施してきたが、受験生側から見るとあいまいな点があったことから、「第一志望者入試」を導入し、選抜方法を透明化する。事前課題では科学技術に対する興味・好奇心や探求心、文字・図表による表現力を、作文では科学技術以外の分野への関心と文章力を、面接では言葉による表現力とコミュニケーション能力を審査する。
第一志望者入試は、科学技術に高い関心を持ち、同校で学ぶ意欲が特に高い受験生を対象に、事前課題と面接・作文で選考を行う入試。第1回から第3回の通常入試を複数回同時に申し込んだうえ、第一志望者入試にエントリーした受験生の中で、通常入試の得点が高く、事前課題の内容が優れた者が受験できる。
第一志望者入試への受験資格申込みは、第1回から第3回入試を複数回同時出願する際に同時に申し込む。課題はその際に提出する。課題は10月29日の中学説明会で発表するほか、それ以降に同校のWebサイトで発表する。
第一志望者入試の日程は平成30年2月6日午前、試験科目は作文(50分)と面接(20分)。作文は科学技術とは関係がないテーマの予定。作文のテーマは当日発表する。合格発表は2月6日午後6時~7時に電話で個別に連絡する。
芝浦工業大学附属中学高等学校は、4月に豊洲新校舎を開校した。敷地面積は従来の板橋校舎の約1.5倍となり、創造的な理工学教育設備やスポーツ施設、先進のICT環境を備える。全館Wi-Fiと電子黒板機能付きプロジェクターを全教室に配備し、理工系大学の付属校にふさわしい環境が用意されている。
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