高校生の就職内定率は91.5%、最高は「富山県」98.2%
文部科学省は平成30年2月16日、平成30年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況を発表した。平成29年12月末時点の就職内定率は91.5%で、8年連続して前年同期を上回った。内定率がもっとも高い県は、「富山県」98.2%だった。
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平成30年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況は、全国の国公私立の高等学校(全日制・定時制)を対象に、平成29年12月末時点の就職内定状況を都道府県別や学科別に調べたもの。就職内定率は、就職内定者の就職希望者に対する割合をさす。
就職内定率は91.5%で、前年同期と比べて0.6ポイント上昇。12月末時点の就職内定率としては、8年連続で前年同期を上回った。男女別にみると、男子は前年同期比0.4ポイント増の92.4%、女子は前年同期比0.9ポイント増の90.1%だった。
学科別にみると、「工業」が96.9%ともっとも高く、「商業」94.9%、「水産」94.3%、「農業」94.0%、「福祉」92.6%、「情報」92.0%、「家庭」91.9%、「総合学科」90.5%、「看護」88.3%、「普通」85.3%が続いた。なお、「看護」に関する学科は看護師5年一貫課程が主となるため、集計からは除いている。
都道府県別にみると、「富山県」が98.2%ともっとも高く、「島根県」96.8%、「秋田県」96.7%、「佐賀県」96.6%、「福島県」96.4%が続いた。一方、「沖縄県」が65.9%ともっとも低く、「東京都」84.3%、「神奈川県」85.6%、「大阪府」86.3%、「福岡県」86.8%の順に低かった。
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