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プリントを入れるために、学校から支給されたクリヤーケースを持っているのですが、いつ学校でもらったか、いつ学校に提出するのかわからないプリントが、絶えず滞留していたように思います。
プリントに案内されているイベントがすでに終わっていたり、提出期限が過ぎていたりという問題も起こっていたので、プリント管理の大切さを何度か話しあってみましたが、心がけだけではなかなか直りませんでした。そこで、ツールを変えてみることにしました。用意したのは、「キャンパス プリント整とんカバーノート」(以下、キャンパスカバーノート)です。PP(ポリプロピレン)製のノートカバーなのですが、ポケットが2つ付いています。どう使うかは娘に任せるつもりで、「プリントをこのポケットに入れられるようになっているからね」とだけ説明しておきました。
渡したことも忘れてしまっていたある日、娘が明日の時間割にあわせて、ランドセルの中身を入れ替えているとき、キャンパスカバーノートが見えたので、どんな風に使っているか見せてもらいました。
カバーを開いてみると、きれいに畳まれたテストの答案用紙が、きれいにポケットに入っていました。ただ、2つのポケットに同じように答案用紙が入っているように見えたので、「右のポケットと左のポケットの違いは何?」って聞くと、「右は私の答案、左は先生からもらった答えだよ」と教えてくれました。感心しました。その分類は教えたわけではないのですが、自発的にそうしたようです。
なくしたり、くしゃくしゃになったりがなくなっただけでなく、分けて管理するということも身に付けてくれたようで嬉しくなりました。
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しかし、学校でわたされるプリントは、授業のプリントだけではありません。親と学校の間で交わされるプリントもあります。学校開放日や運動会などイベントの案内や、各種アンケートなど、週に数枚のプリントを親にわたすように言われて持って帰ってきます。逆に、先生に渡しておいてというプリントを預けることもあります。これらのプリントを、なかなかタイムリーに受け渡しすることもなかなかできませんでした。
そこで、今度は、「クリヤーホルダーブック<MOTTE>」を与えてみました。自分が使おうと思って手に入れたのですが、キャンパスカバーノートに続き、娘が使いこなしてくれるのではないかと期待をこめて。
それまで、親に渡すプリントや学校に提出するプリントを入れていたのは、冒頭に登場した学校支給のファスナーつきクリヤーケースです。
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中の仕切りがなく、部屋がひとつしかないので、親に渡すプリントと学校に提出するプリント、あるいはそれ以外も全部ごちゃまぜの管理になっていました。
そこで複数のポケットで管理できたほうがいいと思い、一般的なクリヤーブックを使わせてみようと思いました。しかし、クリヤーブックは、ポケットへの出し知れが意外と面倒で、出し入れする頻度が高い紙を管理するシーンには適しません。そこで、クリヤーホルダーブックがいいのではないかと思いました。クリヤーホルダー4枚を1冊に綴じたファイルなのですが、これは出し入れしやすく、4つに分類できていいのではないかと考えました。
今回も、ポケットへの入れ方と、脱落防止ストッパーの使い方だけを説明して、どのように分けて管理するかは本人に任せておきました。
2日後、チェックしてみたら、彼女の新しい「れんらくファイル」が出来上がっていました。分類は「先生にわたすもの」「おうちの人にわたすもの」「しゅくだい 自分のもの」「おわったもの」の4つだそうです。上手に分けられたと思います。
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小学2年生(もうすぐ3年生ですが)は、意外と自分で考えて、使いこなすことがわかりました。また、気になる文房具があったら、使わせてみたいと思います。
ただ、PP(ポリプロピレン)の表紙に油性マジックで書いているので、字がはげてくるのは目に見えています。すでにはげ始めています。はげた後、次にどのように書くかを注視したいと思います。紙に書いてテープで貼るとか、マスキングテープを貼って書くとか、何か工夫してくれると嬉しいなと思います。