JASSO、2018年度「給付型奨学生」1万8,566人採用
日本学生支援機構(JASSO)は平成30年6月19日、平成30年度(2018年度)給付奨学生の採用状況を発表した。高等学校などを通じて決定していた採用候補者2万1,139人のうち、1万8,566人を採用。支給月額は、学校の設置者、通学形態により異なり、月額2万円から4万円。
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
JASSOは、意欲と能力があるにもかかわらず、経済的事情により進学を断念せざるを得ない者の進学を後押しするため、大学(学部)、短期大学、専修学校(専門課程)進学者、および高等専門学校3年次から4年次に進級する者を対象とした「給付型」の奨学金制度を平成29年度に創設した。平成29年度は先行実施として2,503人を採用。
本格導入1年目となる平成30年度は、平成30年度に大学などに進学(進級)した者を対象に、給付奨学生1万8,566人を採用。平成29年度中に高等学校などを通じて実施した申請受付および選考により決定した採用候補者2万1,139人のうち、大学などに進学して所定の手続きが終了した者の全員を給付奨学生として採用した。採用者数の内訳は、大学(学部)が1万2,172人、短期大学が1,691人、高等専門学校が87人、専修学校(専門課程)が4,616人。
支給月額は、進学先が国公立で自宅通学が2万円、私立で自宅通学が3万円、国公立で自宅外通学が3万円、私立で自宅外通学が4万円。なお、進学先が国立で授業料が全額免除となる場合は、自宅通学の場合0円、自宅外通学の場合2万円に減額される。
給付型奨学金の制度や申込みに関する詳細などはJASSOのWebサイトで確認できる。
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