NTTドコモ、対話型AIサービス開発環境を無料提供
NTTドコモは2018年7月18日より、対話型AIサービスのプラットフォームである「自然対話プラットフォーム」の記述言語仕様と開発環境を、教育研究機関や対話システムの導入を検討している企業など非商用利用に限定し無料で公開している。
教育ICT
先生
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
現在の対話型AIサービスの主流は、一問一答型の会話を大量に作成するか、機械学習させることで会話を成立させているという。これに対し、自然対話プラットフォームは、言語解析技術に基づいた自然な対話を実現する。問いかけた言葉と返答をもとに次の質問をしたり、会話の意図を理解したうえで外部サービスにつなげたりすることで、ストーリー性のある会話を楽しめるという。
自然対話プラットフォームは、ドコモが提供しているAIエージェントサービス「my daiz(マイデイズ)」のほか、法人向けサービス「自然対話エンジン」を利用した講談社のコミュニケーションロボット「ATOM」、パナソニック「CLUB Panasonic」のLINE公式アカウントでの録画機向けサービス、ドコモが開発したAIチャットボット作成サービス「Repl―AI(レプルエーアイ)」にも採用されている。
プラットフォームが公開されることにより、教育機関などでは高度なプログラミングなどの知識がなくても会話を楽しむロボットやアプリケーション作りができるようになるとしている。
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