情報活用能力育む、中学校向け授業支援ソフト「ジャストジャンプ8」6/24

 ジャストシステムは2019年6月24日、2021年度から中学校において実施される新学習指導要領に対応し、ICTを活用しながら情報活用能力を育む授業がすぐに実践できる、中学校向け学習・授業支援ソフト「ジャストジャンプ8」を発売する。価格はオープン価格。

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ジャストジャンプ8
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 ジャストシステムは2019年6月24日、2021年度から中学校において実施される新学習指導要領に対応し、ICTを活用しながら情報活用能力を育む授業がすぐに実践できる、中学校向け学習・授業支援ソフト「ジャストジャンプ8」を発売する。価格はオープン価格。

 中学校向け学習・授業支援ソフト「ジャストジャンプ」は、中学校の授業や活動に必要なソフトウエアやコンテンツを網羅した統合学習ソフト。タブレットでもデスクトップパソコンでも使用できるため、PC教室と普通教室それぞれに適した授業が実践できる。一斉指導、協働学習、個別学習といった学習スタイル、1人1台やグループに1台といったいずれの整備状況においても、快適な学習環境を実現する。

 2021年から実施される新学習指導要領では、情報活用能力を「学習の基盤となる資質・能力」と位置付け、教科横断的に育成するとともに、技術科の授業でプログラミングや情報セキュリティーに関する内容の充実を求めている。「ジャストジャンプ8」では、教員の負担軽減や教科担任制といった中学校ならではの特性に配慮しながら、生徒たちが必要な情報を適切に収集して自らの考えとして発信・伝達し、他者と協働しながら結論を導くことができる力を習得できるよう、また教員もそのための授業をすぐに実践できるよう内容を強化している。

 たとえば、主要5教科で情報活用能力を育む授業が実践できる「情報教育カリキュラムパッケージ」では、国語・数学・理科・社会・英語(外国語)において、ICTを活用した方が理解しやすい単元を選び出し、情報活用能力を育成するための授業が実践できるよう指導略案とワークシート、教材をセットにして提供。情報活用能力の3観点8要素のうち、何の取得を目指した授業なのか、授業のどの部分でICTをどう活用すれば効果的かといった情報もあわせて提供する。収録された指導略案をもとに、教員が編集してほかの授業で活用することも容易にできるという。

 また、技術科の新必修項目に対応したプログラミング教材「アプリデザイナー」では、新必修項目として追加された「ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミングによる問題の解決」にすぐに取り組めるよう「アプリデザイナー」と教材、指導略案を新搭載。自身が行った操作に対して反応が返ってくる“双方向性”アプリの開発・設計、相互評価を通して仕組みを理解し、課題を見出して解決する力を育成する。アクティビティ図作成ツールを使用し、思考や手順を可視化してプログラミング設計を体験することもできる。

 環境の変化にあわせ、情報モラル教材の強化も実施。スマートフォンやパソコンを使うときのマナー、SNSでのトラブルの対処方法などの最新事例を実践的に学び、情報社会で適正な活動が行えるよう情報の権利や扱い方、セキュリティーや社会のルールなども習得することができる。必要なソフトウエアや教材を一通り導入できるオールインワンソフトで、授業の準備に十分な時間がとれない、新学習指導要領に沿った授業をどう行えばよいのかわからない、といった現場の教員の声に対応する。

◆中学校向け学習・授業支援ソフト「ジャストジャンプ8」
発売日:2019年6月24日(月)
価格:
・JL-Education ジャストジャンプ8:オープン価格/1ライセンス
・JL-Education ジャストジャンプ8(教育センター版50/100):オープン価格
・JL-Education専用 ジャストジャンプ8 学校ライセンスEx(5年間):オープン価格
・ジャストジャンプ8 インストールメディア・マニュアルセット(DVD):5,000円(税別)
動作環境:詳細はジャストシステムWebサイトで確認できる

《畑山望》

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