未知の課題にチャレンジ…都立高校生対象の起業・創業ラボ

 東京都教育委員会は2019年度、都立高校および中等教育学校の生徒に向けた「起業・創業ラボ(起業・創業学習)」を実施する。夏季休業期間中に行う「集中型」と、都立商業高校対象の「通年型」がある。参加希望の生徒は在籍する学校の先生に相談すること。

教育イベント 高校生
都立高等学校および中等教育学校における起業・創業ラボ(起業・創業学習)
都立高等学校および中等教育学校における起業・創業ラボ(起業・創業学習) 全 2 枚 拡大写真
 東京都教育委員会は2019年度、都立高校および中等教育学校の生徒に向けた「起業・創業ラボ(起業・創業学習)」を実施する。夏季休業期間中に行う「集中型」と、都立商業高校対象の「通年型」がある。参加希望の生徒は在籍する学校の先生に相談すること。

 「都立高等学校および中等教育学校における起業・創業ラボ(起業・創業学習)」は、起業・創業学習を通して起業・創業への関心を高め、都立高校生の起業家精神を醸成するとともに、起業に必要な知識やスキルなど、新しい価値を創り出す力を育成するプログラム。現代の複雑で未知な課題に立ち向かい、解決する力を体験しながら学習していく。

 カリキュラムは、都立高校と中等教育学校向けの「集中型」、都立商業高校向けの「通年型」の2種類。「集中型」では、社会起業家の講演から起業の面白さや課題解決がビジネスにつながることを実感できる。7月24日のガイダンスでテーマを決定し、夏季休業期間中の4回のプログラムを通して、事業プランを作成。プランの発表会は9月8日に行う。

 「通年型」では、生徒が考えた事業プランについてゲスト講師(起業家、大学教授など)からのアドバイスをもとに検証。6月22日のガイダンスでテーマを決定し、全7回のプログラムを通して、実現の可能性を高めたプランを作成する。発表会は2020年2月8日に行う。

 対象は都立高校および中等教育学校(後期課程)に在籍している生徒。実施スケジュールの8割以上は参加できることが条件となる。参加人数は最大20名で参加費は無料(保険料を含む)。会場までの交通費について、一部補助(1回あたり1,000円程度)を受けることができる。

 申込み・問合せは、在籍する学校の先生を通じて行う。締切日は学校によって異なり、学校から教育委員会への推薦に係る資料の提出期限は5月下旬。プログラムの生徒向けチラシが、東京都教育委員会Webサイトに掲載されている。

◆2019年度「起業・創業ラボ(起業・創業学習)」
対象:都立高校および中等教育学校(後期課程)に在籍する生徒
※実施スケジュールの8割以上は参加できることが条件
会場:BIRTH LAB(東京都港区麻布十番2-20-7 麻布十番高木ビル1F)
参加費:無料(会場までの交通費を一部補助・昼食費は参加者負担)
参加人数:最大20名
【スケジュール】
・集中型(都立高等学校および中等教育学校向け)
実施時間:9:30~15:00
日程:2019年7月24日(水)、7月31日(水)、8月7日(水)、8月19日(月)、8月22日(木)、9月8日(日)最終発表会
・通年型(都立商業高校向け)
実施時間:9:30~15:00
日程:2019年6月22日(土)、7月13日(土)、8月8日(木)、8月20日(火)、9月14日(土)、10月26日(土)、11月23日(土)、12月26日(木)、2020年2月8日(土)最終発表会

《黄金崎綾乃》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集